
Photo credit : New York Times
ジョージア州フルトン郡の地方検事ファニ・ウィリスは14日夜遅く、前大統領ドナルド・J・トランプと他18人の同盟者を起訴した。起訴された同盟者の中には、ホワイトハウスの元大統領主席補佐官であったマーク・メドウズとトランプの個人弁護士であったルディ・ジュリアニが含まれている。罪状を詳細に見ると、二年半年のウィリス検事の捜査の幅が広いことを示唆している。
ニューヨーク・タイムスの記録によると、告訴された人々と彼らの罪状は以下の通りである。
注記:RICO(Racketeer Influenced and Corrupt Organizations )Actは「恐喝の影響と腐敗組織」法を意味する。
| 氏名 | 罪数 | 概要 |
| ドナルド・トランプ:前大統領 | 13 | 公務員による宣誓違反の勧誘(3件)、第一級捏造の共謀(2)、虚偽の発言や書き込みの共謀 (2)、虚偽の発言や書き込み(2)、ジョージア州RICO法違反、公務員になりすました共謀 、虚偽書類提出の共謀 、虚偽書類の提出がそれぞれ1罪状ずつである。 |
| ルディ・ジュリアニ:個人弁護士(組織犯罪を追及するために恐喝法に違反したとされる。) | 13 | 公務員による宣誓違反の勧誘 (3)、 虚偽の発言や書き込み( 3)、第一級捏造の共謀(2)、虚偽の発言や書き込みの共謀(2)、ジョージア州RICO法違反、 公務員になりすました共謀、虚偽書類提出の共謀がそれぞれ1罪ずつである。 |
| ジョン・イーストマン:弁護士(激戦州で偽トランプ選挙人名簿の計画に従事した主な法的立役者) | 9 | 第一級捏造の共謀( 2)、虚偽の発言や書き込みの共謀(2)、ジョージア州RICO法違反、公務員による宣誓違反の勧誘、公務員になりすました共謀、虚偽書類提出の共謀、虚偽書類の提出がそれぞれ1罪ずつである。 |
| レイ・スミス:弁護士(ジョージア州の議会公聴会で虚偽の主張を展開したトランプ・チームと協力した) | 12 | 公務員による宣誓違反の勧誘(3)、虚偽の発言や書き込み(2)、第一級捏造の共謀(2)、虚偽の発言や書き込みの共謀(2)、ジョージア州RICO法違反、公務員になりすました共謀、虚偽書類提出の共謀がそれぞれ1罪ずつ。 |
| シドニー・パウエル: 弁護士 (不正投票の虚偽を主張する最も著名な弁護士の一人) | 7 | 選挙違反の共謀(2)、ジョージア州RICO法違反、コンピューター窃盗の共謀、コンピューター侵入の共謀、コンピューターによるプライバシー侵害の共謀 、国家を騙す陰謀がそれぞれ1罪。 |
| ケネス・チェセブロ: 弁護士 (トランプの支持者にバイデンが勝利した州の選挙人に成りすますというアイデアの策定で中心的な役割を果たした1人) | 7 | 第一級捏造の共謀(2)、虚偽の発言や書き込みの共謀(2)、ジョージア州RICO法違反、公務員になりすました共謀、虚偽書類提出の共謀がそれぞれ1罪ずつ。 |
| マーク・メドウズ :ホワイトハウス元首席補佐官 (トランプの権力維持に深く関与した。ジョージア州訪問中、彼は開票施設に現れ、トランプと州選挙調査官のトップに電話をかけた。 | 2 | ジョージア州RICO法違反と公務員による宣誓違反の勧誘がそれぞれ 1罪状。 |
| マイケル・ローマン: トランプ陣営スタッフ (偽選挙陰謀に関与した) | 7 | 第一級捏造の共謀( 2)、虚偽の発言や書き込みをする共謀( 2)、ジョージア州RICO法違反 、公務員になりすました共謀、虚偽書類提出の共謀がそれぞれ1罪ずつ。 |
| ジェフリー・クラーク: 元司法省高官 (虚偽の選挙不正主張を進め、ジョージア州大統領選挙への介入を試みたことで同僚の批判と怒りを引き起こした。 | 2 | ジョージア州RICO法違反 と虚偽の供述や書き込みをしようとする犯罪未遂の二つの罪状に直面している。 |
| ロバート・チーリー : 2020年の選挙に関連する訴訟の主任弁護士(議会公聴会で、選挙職員が二重、三重に票を数えているとの虚偽の主張を展開した。 | 10 | 第一級捏造の共謀( 2)、虚偽の発言や書き込みをする共謀(2)、ジョージア州RICO法違反 、公務員になりすました共謀、虚偽書類提出の共謀、公務員による宣誓違反の勧誘、虚偽の発言や書き込み 、偽証がそれぞれ1罪ずつ。 |
| ミスティ・ハンプトン :コーヒー郡元選挙管理者(トランプ支持者が郡の投票設備にアクセスできるよう手助けした容疑。 | 7 | 選挙違反の共謀( 2)、ジョージア州RICO法違反、コンピューター窃盗の共謀、コンピューター侵入の共謀、コンピューターによるプライバシー侵害の共謀、国家を騙す陰謀がそれぞれ1罪ずつ。 |
| ジェナ・エリス: 弁護士(公聴会で、広範な不正投票に関する大統領の誤った主張を増幅させた弁護士の「エリート攻撃チーム」の一員だったと認めた。 | 2 | ジョージア州RICO法違反および公務員による宣誓違反の勧誘の二つの罪状で告訴された。 |
| キャシー・レーサム: コーヒー郡の共和党元党首(ジョージア州で不正選挙を行った16人の偽選挙人の一人であった。2021年1月に機密選挙ソフトウェアをコピーする親トランプ勢力の取り組みに関与した。 | 11 | 選挙違反の共謀(2)、ジョージア州RICO法違反、公務員になりすます、第一級の偽造、 虚偽の発言や書き込み、虚偽の書類を提出しようとする犯罪未遂、コンピューター窃盗の共謀、コンピューター侵入の共謀、コンピューターによるプライバシー侵害の共謀、国家を騙す陰謀がそれぞれ1罪ずつ。 |
この中には3人の虚偽の選挙人団が含まれている。その中で最も罪が重いのは女性で合計11罪が課せられているレーサムである。驚くことに、圧倒的に弁護士が多い。彼らは、2020年11月の選挙で、ジョー・バイデンが勝利した激戦州を主にターゲットにし、選挙を転覆するための懐疑的な法的理論を主張し、証拠を提示することなく、様々な陰謀論を推し進めた。彼らは不法に投票設備にアクセスしたことを示している。ジョージア州での告訴は、トランプの他に、18人が多かれ少なかれ、複数の容疑者が共通の罪状を共有している点でも、事件は非常に広範で複雑であることを示している。弁護士としての彼らの資格は略奪され、生涯法曹協会から締め出される可能性が高い。ドナルド・トランプは、米史上前例がない4つの告訴を受けた前代未聞の大統領である。そして、さらに注目すべき点は、同州の法律が陪審員の身元を秘密にしていないことである。前大統領トランプとその他18人を刑事告発している98ページの起訴状には、フルトン郡の陪審員の名前が公開されている点も驚きである。