18日東部時間午後12時過ぎから行われたジム・ジョーダンを議長として選出するための2回目の投票は予測に反し、17日の投票よりさらに強い反対票が増加した。彼が下院議長の小槌を獲得する可能性はほとんどゼロであることを示した。恐らく、3回目の投票を実施しても、ほぼ同じ結果になる可能性があるため、他の誰かに投票する可能性があるものの、現時点で誰が指名されるか不明である。ジョーダンは明日も3回目の投票があることを期待している。中東で壊滅的な暴力が起きている中で、下院議会の混沌は深刻である。
18日の2回目の投票結果は以下のとおりである。
| 候補者名 | 共和党 | 民主党 | 合計 |
| ジム・ジョーダン | 199 | 199 | |
| ハーキム・ジェフリーズ | 0 | 212 | 212 |
| ケビン・マッカーシー | 5 | 5 | |
| スティーブ・スカリース | 7 | 7 | |
| その他 | 10 | 10 | |
| 欠席者 | |||
| 合計 | 221 | 212 | 433 |
この投票結果は、マッカーシー、スカリース、その他の人々に投票した共和党議員は昨日の20人から22人に増加したことを明白にした。彼は、約24時間中に彼に対する反対票を投じた議員らと交渉することで、少なくとも数人は投票に協力する可能性があるシナリオもあった。しかし、18日の投票は、極右派のジョーダンに対する強い反対票は更に強化されたことを示した。投票直後、議場室の外で、ケビン・マッカーシーの支持者の一人は、この混沌は二週間以上前にマッカーシーが追放された責任が一部民主党にもあると述べ、彼を議長席に戻すため、投票に協力する必要があるとCNNの記者に語った。現在、下院議会の今後の予定は不明であるが、ジョーダンは記者団に今日の投票は終わったが、明日19日に3回目の投票があることを期待していると語った。
主要メディアは18日、ジョーダンの2回目の投票よりイスラエル対ハマスの戦争で壊滅的な状況に集中している。現在、米国当局はガザ地区での病院が爆発のターゲットにされた責任がイスラエルにはないと述べている。ガザ地区では100万人以上が自宅から避難している中で、イスラエルは過激派の武装兵ハマスの撲滅を目指している。ジョー・バイデン大統領は18日にベンヤミン・ネタニヤフに会い、病院のロケット爆発は情報当局の情報に基づき、イスラエルの責任ではないと述べた。ホワイトハウスは18日、現在の情報機関の評価では、ガザ地区の病院での爆発についてイスラエルに「責任はない」ことが示されているが、その情報の収集はまだ終わっていないことを示唆した。数百人が死亡したと言われている病院の爆発は武装兵の行為であるとの情報もある。イスラエルは、ハマスに妨害されない限り、医薬品、飲料水、食料品などをガザ地区の市民に送ることに同意した。
世界がガザ地区で起きていることに注目している中で、昨日最初の投票前に再度公的に前大統領ドナルド・トランプはジョーダンへの支持を表明した。しかし、今日2回目の投票は更に極右派のトランプの支持者が下院議長なるには非常に険しい難関があることを益々明白にした。マッカーシーを追放した共和党8人の一人であるコロラド州の下院共和党議員で、フリードム・コーカスのメンバーの一人であるケン・バックは、17日の投票後にCNNとのインタビユーで、ジョーダンは、選挙結果を否定したトランプの同盟者であることが、反対票を投じた主な理由であると示唆した。驚くことに、フリードム・コーカスのメンバーの中にも、バイデンの勝利を認めないことに「懸念している」人物がいる。また、他数人の共和党も同様の理由で、ジョーダンに反対票を投じたのである。そして、皮肉にもこれはジョーダンが下院議長席を獲得することが困難な理由の一つである。いずれにしても、現在の下院議会の状況で、議員らに残されているオプションは二つある。一つは、下院議長代理を務めるパトリック・マクヘンリーにもっと権限を与えることである。議会にはそれを認可する権利がある。次に、共和党は民主党に協力を求め、両党から支持される議員を選出することである。但し、民主党の投票協力は条件付きになるため、政策的な課題で、共和党は民主党の案に妥協する必要がある。従って、下院共和党にとって無難な方法は、マクヘンリーに必要な権威を与えることであるが、今後の状況は不明である。