最近ジョージア州で、選挙転覆の努力のために告訴された前大統領トランプと他18人の同盟者の中で、複数の弁護士を含む被告らは、トランプが選挙に敗北したことを知っており、前大統領の側近がトランプは権力の保持に留まる意向があると証言した。コロラド州判事の17日の判定は、当時のトランプの言動を目撃していた弁護士らの証言に矛盾がないことを示唆した。
コロラド州のサラ・ウォレス判事は17日、トランプが反乱の責任を直接負っていると判定した。彼女の判定は、特にトランプの選挙は盗まれたとの運動を直接援助した3人の弁護士が、トランプは選挙に敗北したことを知っていたと証言した漏れたビデオが紹介された後に来ている。三人の弁護士が証言しているビデオは、そのコピーを入手したワシントン・ポストによって先週13日に公開された。有罪を認め、現在検察官に協力している元トランプの弁護士は、ジェナ・エリスと元トランプの短期的な弁護士シドニー・パウエルである。そして、ジョージア州保釈保証人スコット・ホールも有罪を認め検察官に協力している一人である。約一ヶ月前に有罪を認めたが、このビデオに含まれていない別の元トランプの弁護士はケネス・チェセブロである。チェセブロは、マイク・ペンス副大統領に競合する選挙人名簿を提示するというトランプ陣営の計画の一環として、ウィスコンシン州のトランプの選挙人が署名した書類を国会議事堂に運ぶ役割を果たしたことを初めて明らかにした。
ワシントン・ポストはこれら4つの陳述を確認したが、彼らの発言の一部には、トランプの仲間が彼の敗北を覆すために、大統領の取り組みについて、これまで暴露されていなかった多くの詳細を明らかにした。録音の一部は不鮮明であるが、ポスト紙が入手したビデオ記録によると、ジョージア州フルトン郡の告訴での証言と引き換えに、より軽い罪状で有罪を認めた元トランプの弁護士ジェナ・エリスは、ジョージア州検察に対し、2020年12月に、当時トランプ大統領の副首席補佐官であったダン・スカビーノが「いかなる状況でも」「大統領」はホワイトハウスを離れるつもりはないと彼女に話したと証言した。「そして彼は、興奮したような口調で私に、『まあ、私たちは気にしないし、ここを離れるつもりはない』と言いました」とエリスは紹介されたビデオで語っている。
検察当局はパウエルに対し、トランプ大統領が選挙に敗北したと告げたホワイトハウスの顧問弁護士らを無視して、なぜパウエルに法的助言を求めるのかを繰り返し追及した。なぜトランプがそうしたと思うのかとの質問にパウエルは、「ホワイトハウスを維持するための彼の努力を喜んで支持するのは私たちだけだったからです。つまり、他の誰もが彼に荷物をまとめて出発するように言ったのです」と答えた。パウエルは、トランプ大統領が12月18日の大統領執務室での会談で、選挙不正を捜査するために、特別検察官を緊急に任命するよう提案したと述べた。トランプが彼女の提案に応じていた場合、選挙装置を押収し、軍の使用を検討したはずであると彼女は言った。
告訴された18人の被告の名前は、8月に開封された起訴状が明白にしており、トランプの元個人弁護士ルディ・ジュリアニ、元大統領首席補佐官マーク・メドウズ、トランプ政権下で米国司法省の副長官であり、告訴されたジェフリー・クラーク及び法学者のジョン・イーストマンなど広範囲に及んでいる。特別検察官ジャック・スミスのチームは、すでに今年数回メドウズに会い、彼が「明らかに我々は勝利しなかった」と語ったことが判明している。ジェフリー・クラークは2024年の大統領選にトランプが勝利した場合、司法長官の候補者リストに含まれている一人であると言われている。少なくとも、元トランプの同盟者の4人は有罪を認め、現在検察官に躊躇なく協力していることを示唆した。
要するに、ジェナ・エリスの証言は、トランプのキャンペーンの幹部であったダン・スカビーノが「選挙を盗み権力に留まる」ことがトランプ大統領の計画であると彼女に語ったということである。シドニー・パウエルの証言は、ホワイトハウスの他の弁護士らが、トランプは敗北したことを伝えており、彼はそれを無視したことを示唆した。1月6日を調査した下院特別委員会はホワイトハウスの多くの職員を召喚し、彼らは全員、選挙に敗北したと繰り返し大統領に言ったと証言したことはこれまで何回か報告された。従って、過去に証言した共和党の元職員とトランプの元同盟者の最近の証言には矛盾がないことを示唆している。フルトン郡の裁判所で、現在トランプの主任弁護士であるスティーブ・サドウは、元トランプの同盟者であった弁護士らが、検察官らに証言したことを、個人的な会話として「全く無意味である」と述べ、トランプは2021年1月20日にホワイトハウスを去ったことを強調した。しかし、その後、トランプは「選挙が盗まれた」とのキャンペーンによる本格的な資金集めを開始した事に言及しなかったようである。