世界に見る天国と地獄

最近、一般のアメリカ人には全く縁がない富豪者の奇妙な秘密が暴露された。天国と地獄という観念は、キリスト教が主な宗教であるアメリカ社会にも存在する。そして、世界の各地で今起きていることは、現実的に天国と地獄を体験する人々がいるということである。ガザで起きていることが地獄であるなら、単なる聖書の予測に基づいて、富豪者は自分自身と彼らの家族を保護することを優先している。これはガザでの現状と比べて、天地の差がある。つまり、天国と地獄はグローバル、国内、一部の地域社会の何処にでも存在する。

キリスト教徒の間で、最もよく知られている重要な物語のひとつ は世界の終わりを予言している新約聖書の黙示録である。良い行いを積み重ねた人々は天国に導かれるが、悪い行いをした者は地獄の苦しみを受けるという解釈もある。主な悪い行いは、キリストを拒否したことも含まれており、黙示録は、神の最後の審判で邪悪な獣が敗北し、新しいエルサレムが到来するという説もある。富豪者の中には、黙示録を信じている人々もいるようである。最近、複数の富豪者の奇妙な秘密が暴露されている。

それを暴露したハリウッド・リポーターの2月12日の報道によると、メタCEOマーク・ザッカーバーグはハワイ州のカウアイ島の牧場の下に5,000平方フィートのバンカーを建設していると発表した。富豪者が地下に要塞シェルターを建設する最近のブームは、聖書の予言だけではなく、激化する世界中での武力紛争、連続的な銃乱射事件、11月の大統領選挙の益々不安定な政治情勢も「火に油」を注いているという。コロナウイルスのパンデミック以来、秘密のバンカーの建設が流行し始めたという。オクラホマ州の顧客のために 750 万ドルをかけてバンカー建設の設計段階にあるテキサス州に本拠を置くアトラス・サバイバル・シェルターズの最高経営責任者(CEO)ロン・ハバードは、ザッカーバーグの地下壕に関するニュースが「熱狂的な買い占めを引き起こした」と述べた。バンカーに夢中になっている他の億万長者は、ペイパルの元CEOピーター・ティールであるが、彼のニュージーランドでのバンカー建設計画は2022年に中止されたという。また、ビル・ゲイツは、彼が所有する全ての各自宅の下に地下セキュリティ区域があるとの説がある。

豪華な地下壕を建設できる人々は、天国の環境にいる人々かもしれない。しかし、世界の終焉を予言した聖書より、現実の世界でもっと苦悩に満ちたな地獄を経験している人々は、ウクライナのミサイル攻撃で過去24時間以内に死亡し、家族を失った人々である。イスラエル・ハマス戦争では、2月25日の報告によると、86人のパレスチナ人が殺害され、ガザの死者数は約29,700人に増加した。ガザ保健省は、10月7日以降のイスラエルの攻撃で約70,000人のパレスチナ人が負傷したと発表した。ザッカーバーグのような著名な富豪者は、罪のない人々が悲惨な死を遂げているウクライナとガザの人々を救うため及び人道的な破壊を防ぐために、彼の富を使うことで、世界の人々の平和に貢献することを選択しなかった。

WHOの事務局長テドロス・アダノム・ゲブレイエスは21日、ジュネーブでの記者会見で、ガザでは50万人以上が集団飢餓の危険に晒され、罪のない人々が悲惨な死を遂げていることを描写し、「ガザは死の地帯になった」と述べ、一握りの富豪者は地下壕という避難所あり、食料を備蓄しているが、彼らとガザの人々との差は、天国と地獄のようであることを示唆した。ロシアの侵略によるウクライナでの戦争は2月24日で三年目に入り、米国の援助金が下院議会の共和党によって保留されている中で、ロシアの大統領ウラジミール・プーチンは戦争を継続する意図があると見られている。そのため、欧州のリーダー達は、ウクライナへの大型武器の供給を増やし始めたようである。また、パリで24日に米国、イスラエル、カタールを含む幾つかの国の当局者らは、停戦交渉を行い、「ある程度の進展」があったと報告されたが、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、その交渉進展の試みに反対を表明していると報告された。彼は、ガザに対する戦後の公式計画を初めて発表したが、それは表面的なものであると見られている。

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