
Photo credit : Well Curve Blog
数千年にもおよぶ人類の長い歴史の中で、砂糖は自然な植物から抽出された最も重要な食生活で不可欠な食品の一つとして利用されている。料理、コーヒー、紅茶などに利用される最も代表的なシュガーは茶系または薄い茶系のブラウン・シュガーと通常白砂糖と呼ぶホワイト・シュガーの二種類に大別可能である。いずれもパウダーや砂のようなグラニュー糖を含めて手触りが異なる幾つかのタイプがある。私は、数十年、白砂糖を利用したことはないが、ブラウン・シュガーを選択している理由について、以下のように、ブラウン・シュガーとホワイト・シュガーを比較してみた。
| 相違点 | ブラウン・シュガー | ホワイト・シュガー(白砂糖) |
| 原材料 | 原材料はいずれもサトウキビまたはテンサイと呼ばれる同じ作物で作られている。 | |
| 色 | 少し濃い茶系、又は薄い茶系の二種類がある。これは糖蜜が含まれているため、白砂糖より自然である。 | 糖蜜は含まれていないため、完全な精製白である。 |
| 味 | ほぼ全ての用途に利用可能であるが、甘味は白砂糖よりマイルドである。菓子類を焼く時に利用する場合、琥珀色(透明感のある黄褐色)を与えることが可能である。 | 白砂糖はブラウン・シュガーより甘みが濃いため、パンやケーキなどを焼くことに利用される場合が多く、 使用量には注意する必要がある。 |
| カロリー | ブラウン・シュガー:小さじ1 = 62キロジュール(約15カロリー) | 白砂糖:小さじ1 = 68キロジュール (約16.3カロリー) |
| カルシウム | 100gあたり83ミリグラム(mg) | 白砂糖は100gあたり1mg |
| 生産 | 幾つかの加工プロセスが少ない。糖蜜が混ざり自然な色を保持する。 | 精製するため加工が増える。 |
糖蜜は粉砕されたサトウキビやテンサイから得られた製糖プロセスによる副産物である。糖蜜製造業者は、これらの植物から果汁を抽出し、この液体を煮詰めて砂糖の結晶を形成する。 糖蜜は、その液体から結晶を取り除いた後に残る濃厚な茶色のシロップのことである。つまり、ブラウン・シュガーにはこの糖蜜が混ざっている。そして、栄養の観点からもブラウン・シュガーは白砂糖よりカロリーが低く、カルシウムはブラウン・シュガーの方が遥かに多く含まれている。同様に、ブラウン・シュガーは、マグネシウムを含む他複数のミネラルもよりわずかに多く含まれている。
料理やコーヒーに使用するシュガーの一回の量は、それぞれ個人によって異なるが、一般的に、せいぜい4〜12g程度であるため、この程度の使用では、これらの栄養素にはほとんど有意義な量のカルシウムや鉄分などは含まれていないが日々の積み重ねは無視できない。市販のケーキやパンには白砂糖が含まれているものが多いため、バナナ・ブレッドなど、ブラウン・シュガーを利用して自家製のパンを作るよう心がけている。最近、栄養健康の専門家は、再度ブラウン・シュガーの利点を指摘するようになり、白砂糖を使用しているアメリカ人に対して、ブラウン・シュガーに替えることを奨励している。なぜなら、大量に使用する必要がある場合、最大のメリットは、カルシウム、鉄、カリウムの含有量がホワイト・シュガーより多いこと、抗酸化化合物も含まれていることなどがその理由として挙げられる。