続編2:ゼレンスキーに対するトランプとヴァンスの異様な攻撃

Europe loudly states support for Ukraine, quietly eyes Trump – DW –  03/01/2025

Photo credit : DW

大統領執務室での会談後、ヨーロッパ諸国のリーダーも素早く反応した。3 月1日のニューヨーク・タイムスは以下の通り報道した。

トランプ大統領がホワイトハウスでの会合でウクライナのヴォロディミール・ゼレンスキー大統領を痛烈に批判した後、欧州の指導者たちは金曜日、ウクライナへの継続的な支援をすぐに約束した。フランス、ドイツ、ポーランド、スペイン、デンマーク、オランダ、ポルトガル、チェコ共和国、ノルウェー、フィンランド、クロアチア、エストニア、ラトビア、スロベニア、ベルギー、リトアニア、ルクセンブルク、アイルランドの指導者たちはウクライナを支持し、苦境に立たされている大統領を称賛した。カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの指導者たちも欧州の指導者たちに加わった。 西側諸国の指導者たちは、トランプ大統領がゼレンスキー大統領に対し「良い立場ではない」と語り、ロシアとの停戦協定に同意しなければウクライナへの米国の支援を撤回すると怒って脅した事をはっきりと批判することを概して避けたが、欧州の指導者の多くはゼレンスキー大統領に直接激励の言葉を送った。 「あなたの威厳はウクライナ国民の勇気を称えるものです」と、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長はソーシャル・メディアでゼレンスキーに言及し、「強く、勇敢に、恐れずにいてください。あなたは決して一人ではありません、親愛なる大統領」と述べた。

フランスの大統領エマニュエル・マクロンは「侵略者がいる:ロシア。 被害者がいる:ウクライナ。 3年前にウクライナを支援し、ロシアに制裁を課したのは正しい判断だった。そして、それを続けてきた。「我々」とは、米国、欧州、カナダ、日本、その他多くの国々のことです。 これまで支援し、これからも支援してくださるすべての方々に感謝します。そして、最初から戦ってきた人々に敬意を表します。彼らは自分たちの尊厳、自分たちの独立、子どもたち、そしてヨーロッパの安全のために戦っている」とXでの投稿でメッセージを送った。オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相は、ヨーロッパからの支援のメッセージを繰り返し、「オーストラリアは3年間にわたり、ロシアの侵略の残虐性から自国の主権を守り、国際法を支持するウクライナの勇敢な人々を誇りに思い支援してきました。 オーストラリアはウクライナと共にあります」とのメッセーをゼレンスキーに伝えた。

今週の選挙でドイツの次期首相に就任すると見られているフリードリヒ・メルツは、「親愛なるヴォロディミール・ゼレンスキー、私たちは良い時も困難な時もウクライナと共にあります。この恐ろしい戦争において、私たちは決して侵略者と被害者を混同してはなりません」と投稿した。カナダのメラニー・ジョリー外相は、欧州の首脳らとともにウクライナへの支持を表明した。記者団に対し、ウクライナ人は「自らの自由のために戦っているだけでなく、我々の自由のためにも戦っている」と語った。彼女は、カナダとトランプ大統領の関係はカナダ併合の脅しや関税導入計画により、深刻な緊張があり、ウクライナ戦争をめぐって西側諸国の結束を維持することの重要性を強調し、ロシアが注視していると述べた。両党のアメリカ大統領の下で外交官として活躍し、ブリュッセルから戻ったばかりのダニエル・フリードは、大統領執務室での衝突は欧州各国の首都を動揺させ、ゼレンスキーへの同情の波を生み出し、勢いを増しているように見えた和平プロセスをひっくり返したと述べた。「欧州の人々は恐怖と失望を感じている。欧州の人々は、自分たちが知っていて尊敬しているアメリカが、ほんの数週間で変わるのを目の当たりにしているのです」と語り、欧州の人々は米国が大国による世界の分割という大国戦略へと移行しつつあると見ていると付け加えた。

クレムリンは、トランプがウクライナの大統領を攻撃したことに拍手喝采を送ったことが報告されている。つまり、ゼレンスキーがプーチンの条件に従わない限り、停戦の意思はないプーチンをトランプは代表しているという印象を与えた。これにより和平交渉が実際に行われる可能性は不透明になった。従って、ウクライナの大統領ヴォロディミール・ゼレンスキーはホワイトハウスを去った後に、ヨーロッパのリーダーにあっている。日曜日の2日に、ゼレンスキーはロンドンのランカスター・ハウスで欧州各国首脳と会談を行った。タイムス紙による2日の報道によると、英国の首相キール・スターマーは「我々は歴史の岐路に立っている」と述べ、欧州諸国は軍事費を増額し、ロシアからウクライナを守るために「有志連合」を結成すると述べた。英国首相はウクライナを含めて18カ国を招待しており、キエフとモスクワの間で停戦の成立時に、他の「多くの」国が英国やフランスに加わり、ウクライナに軍隊を派遣する可能性があることを示唆していると述べた。トランプ大統領と27日に会談したスターマー首相は、ウクライナが英国の輸出金融16億ポンド(20億ドル)を使って、最新鋭の防空ミサイル5,000機以上を購入する計画を​​発表した。また、土曜夜にトランプ大統領と話し、米国との間で「前向きな結果」が得られる可能性があると確信していると述べた。ロンドンで開催された首脳会議に出席した他の欧州首脳らは「欧州連合が軍事費の増額に乗り出す」と言う。

最後に、ゼレンスキーは、ホワイトハウスでの会談の前日である2月27日午前中、ウクライナを支援している10人以上の超党派の上院議員に会う機会があり、共和党議員の中にはリンジィ・グレイアム(サウス・キャロライナ)が含まれていた。グレイアムはこの機会に、トランプに反論しないようゼレンスキーに事前忠告していたと言われている。しかし、米国の大統領と副大統領は、ロシアの侵略によって、一般住民と民間区域がターゲットにされ、多くの公共施設が破壊され、多数の乳幼児および子供が死亡した壊滅的で頻繁な襲撃に直面し、その状況から逃げることなく、戦っている中で、ロシアとの停戦が本当に成立するかどうか不安があるため、停戦について協議のために、ホワイトハウスを訪問したゼレンスキーを中傷した。トランプは、停戦する意欲はないことを示唆しているロシアのウラジミール大統領側に立ったことを示した。トランプは先日、ウクライナでの戦争を始めたのはゼレンスキーであり、彼を「独裁者」と呼んだが、2月28日から3月1日にかけて、ゼレンスキー大統領に励ましと親愛のメッセージを送った多くの同盟国のリーダーの一部は、どちらが攻撃し、どちらが被害者であるかを明確にした。彼らのメッセージは、トランプを直接非難することを避けたが、今後団結し、もっと支援する可能性があることを示唆した。ヨーロッパの同盟国は3月2日、「有志連合」結成のために参加したゼレンスキーを歓迎し、ドナルド・トランプ大統領がプーチン側に立つことを示唆した事態を受けて、ウクライナ支援に関する戦略を変える具体的な計画があることを示している。つまり、ヨーロッパのリーダーはトランプのプーチンへの傾きは真実であると見ており、遂に、ウクライナへの軍事支援を以前より遥かに倍増する準備をしていることを示唆している。ウクライナの大統領ゼレンスキーは2日、28日にホワイトハウスで受けた経験とは対照的な違いを見ており、同情と敬意に満ちた歓迎を受けている。

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