EUとNATOリーダー達はゼレンスキーに参加

Photo credit : The Independent

ドナルド・トランプ大統領は15日にアラスカで開催されたロシアの大統領ウラジミール・プーチンとの会談後に、ウクライナの大統領ヴォロディミール・ゼレンスキーおよび欧州連合(EU)のリーダー達と電話で語ったとされている。その後、ゼレンスキーは交渉を諦めたと見られた大統領から会談の詳細な情報を聞くために、ホワイトハウスを訪問すると報告された。今日17日には、EUとNATOのリーダー達が、ゼレンスキーに参加すると発表した。米露首脳会談から2日後の17日、米国代表団の一人がテレビ・ニュース番組のインタビューで、15日の協議において、安全保障の保証をウクライナに提供することに合意したとほとんど具体性のない話を提供した。

ワシントンでゼレンスキー大統領と合流すると発表した欧州のリーダらはドイツのフリードリヒ・メルツ首相、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、英国のキール・スターマー首相、イタリアのジョルジャ・メローニ首相、NATOのマルク・ルッテ事務総長、欧州連合(EU)のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長であると複数のメディアが伝えた。

この展開は、15日の米露会談で停戦の合意に至らなかったため、EUのリーダー達が懸念しているためである。予定より早めに終了したとされる首脳会談は、有意義な協議があったことを示しておらず、トランプ大統領は、ゼレンスキーとプーチン次第であると述べ、彼はもはや関与できないと示唆した。複数の主要メディアはこの状況について、プーチンはトランプが彼の計画を支持したと判断し、米国大統領が、交渉の仲介を続けることを諦めたことで、プーチンが有利な立場に置かれたとの印象を与えた。トランプ大統領は、基本的にゼレンスキーが大幅な譲渡を行う必要があると言う立場を変えていないことを示唆した。

ウクライナでは、トランプ大統領がプーチンの要望を支持することを示唆したと言われている中で、複数の政策戦略家らが、2 月下旬にホワイトハウスで、トランプ大統領と副大統領J・Dヴァンスと喧騒的になった時と同じ状況を避け、ウクライナがトランプに対する怒りを表明しないことも含めて、米国大統領が完全にロシア側に立つことを防ぐための戦略について論議したとされている。政府系ウクライナ国立戦略研究所の研究員、ミコラ・ビエリエスコフは2月に起きたその場面を回想し、「残念ながら、今年初めのあの光景が再び繰り返される危険性は確かにあります。プーチン大統領はアラスカで、和平のためにウクライナこそが大きな譲歩をすべきだという思いをトランプ大統領に植え付けたことに成功したようです」と述べた。

一方、会談に参加した代表団の一人は、主要な合意があったと公表した。ワシントン・ポストが17日に伝えたところによると、米国の特使スティーブ・ウィトコフは、ホワイトハウスで予定されているウクライナのゼレンスキー大統領および欧州各国首脳との会談に先立ち、トランプ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が先週アラスカで行った首脳会談で「強固な安全保障の保証」に合意したと述べた。ウィトコフは17日、フォックス・ニュース・サンデーのインタビューで「米国は潜在的に第5条の安全保障の保証を与える用意はあるが、NATOからではなく、米国と他の欧州諸国から直接与えられることになる」と語った。ウィトコフは、安全保障協定について、18日にホワイトハウスで行われるトランプ大統領、ゼレンスキー大統領、そして欧州同盟国のリーダーらとの間でさらに議論されると述べた。

NATO条約第5条は、1加盟国が攻撃を受けた場合、それは全加盟国に対する武力攻撃と見なされ、全加盟国は、適切な軍事行動に従事することができると規定されている。ウクライナはNATO加盟国ではないため、NATOはウクライナに対してNATO条約第5条の保障を与えていないが、2022年2月にロシアがウクライナを侵攻して以来、NATO加盟国から、軍隊の訓練、戦闘機や武器の提供など様々な支援を得ている。第5条の保障原理はプーチンが反対している為、ウィトコフは混乱する話題を公的に語ったようである。

最後に、EUのリーダーらは、トランプ大統領がプーチン側に立つ可能性を懸念していると報告された後に、ウィトコフは米国大統領がNATO条約第5条の保障に似たような何らかの安全保障をウクライナに与える意志があると伝えていると思われる。ウクライナの大統領は、いわゆる「有志連合」と呼ばれる欧州同盟国のリーダー達と常に連携を維持しており、彼らの一部は18日にホワイトハウスを訪問するゼレンスキーに参加することを決定したようである。欧州同盟の指導者たちは事実上、真にウクライナを保護することに真摯な姿勢を示しており、今年政権交代があって以来、益々ゼレンスキーと一体となる努力をしていることはご承知のとおりである。トランプ大統領は15日にプーチンとの合同記者会見で、停戦交渉を完全に諦めたと言う印象を与えたとされており、EUおよびNATOのリーダー達に更なる強固な結束を固める機会を与えた可能性があることを示唆している。ロシアは交渉の瞬間でされ、ウクライナを頻繁に爆破しているため、プーチンが平和を望んでいると誰も信じていないのが現実である。

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