ケネディ下のCOVID-19ワクチンの接種可能性は大幅に削減

Photo credit : AARP

新たな形態のウイルスは引き続き発生し、コロナウイルスは終息することはないと予測されている中で、人々は常に警戒する必要がある。州によって異なるかもしれないが、現在もまだ、医療施設の医師や看護婦および助手らはマスクを着用している。しかし、反ワクチンのチャンピオンである保健福祉省(HHS)の長官は、FDAが認可した新たなワクチンを制限している。彼のワクチン政策に対する訴訟は先月初旬に提起されていた。ケネディ下のCOVID-19ワクチン推奨の変化は訴訟に発展している中で、最大手の薬局は多数の州でワクチンの処方箋を要求している。

公衆衛生専門家は、COVID-19を引き起こすウイルスの新たな変異株は今後も出現し続け、根絶される見込みはないと見ている。ウイルスは完全に消滅することはなく、現在、インフルエンザと同様に、今後数十年にわたって流行し続ける可能性が高いとされている。この現実の中で、前月初旬、米国小児科学会、米国内科医会、米国公衆衛生協会などが含まれている少数の医療団体は、連邦政府によるCOVID-19ワクチンの推奨に関する最近の変更を理由に、保健福祉省長官のロバート・F・ケネディ・ジュニアを提訴した。

連邦地方裁判所に提出されたこの訴状を提起した原告は、その変更が「アメリカ国民のワクチンに対する信頼を損なうための大規模な取り組みの一環である」と主張した。この訴訟は、ケネディ長官がワクチンを受理できる対象者を大幅に限定し、妊婦と健康な子供をCOVID-19ワクチン接種から除外したためである。アリゾナ州立大学公衆衛生法政策センターの所長ジェイムス・ホッジは、この訴訟は最終的に、ケネディと彼の管轄下にある連邦保健機関の幹部らが、「ワクチンに関する勧告の変更方法を規定した行政手続法に違反したという申し立てに関連している」と指摘した。これらの変更には、ケネディが解任した予防接種実施諮問委員会(ACIP)が関与する手続きも含まれている。 「訴状は、ACIPの勧告に関して、彼らが適切な手続きを全く遵守していなかったという説得力のある主張を裏付けている。裁判所はこの訴訟を真剣に受け止めなければならない」とホッジは述べている。

そして、今週27日に発表されたFDAの承認は65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人のみが新型コロナウイルス・ワクチンの対象者として承認された。2025年1月19 日までの前政権下では、ほぼすべてのアメリカ人が日常的にCOVID-19のワクチンを接種することは可能であったが、承認範囲は大幅に削減された。これらのカテゴリーに該当しない人は、ワクチン接種を受ける前に医師に相談する必要がある。これまで、生後6か月以上の人は、誰がいつワクチン接種を受けるべきかを勧告する機関である米国疾患対策予防センター(CDC)から、追加接種を受けるよう広く勧告されていた。トランプ政権は世界保健機関(WHO)から脱退したもののWHOは、「独自のワクチン推奨を行っており、妊婦、免疫不全者、高齢者にはコロナウイルス・ワクチン接種を最優先とし、健康な成人や未成年者への再接種は「日常的に推奨されない」としている。

加えて、米国で最大手の薬局であるCVS およびウォルグリーンは、COVID-19のワクチンに処方箋を求めている。CVSの広報当局は、現在の規制環境を理由に限定された州でワクチンの入手を制限していると述べている。ニューヨーク・タイムスによると、CVSが処方箋を必要としている州は、アリゾナ州、コロラド州、フロリダ州、ジョージア州、ケンタッキー州、ルイジアナ州、メイン州、ニューヨーク州、ノース・キャロライナ州、ペンシルベニア州、ユタ州、バージニア州、ウェスト・バージニア州、およびコロンビア特別区である。CVSはマサチューセッツ州、ネバダ州、ニューメキシコ州で、ワクチン接種を全く提供していない。別の薬局ウォルグリーンは、アリゾナ州、コロラド州、ジョージア州、インディアナ州、ルイジアナ州、ミズーリ州、モンタナ州、ニューメキシコ州、ニューヨーク州、オレゴン州、サウス・キャロライナ州、ユタ州、バージニア州、ワシントン州、ウェスト・バージニア州、ウィスコンシン州で処方箋を必要とするようである。これまでこれらの薬局でコロナウイルスのワクチンを自由に接種可能であった状況とは大幅に異なっている。

要するに、専門家はHHSの長官であるロバート・ケネディ・ジュニアが、COVID-19ワクチンの推奨を変更するにあたり、法律を遵守しておらず、「違法」にワクチンの変更を一方的に行なったとして、7月初旬に彼を起訴した。ケネディによる解雇の脅しに直面したCDCのディレクターは、法律と科学に反する行為を拒否したことで、CDCのディレクター、スーザン・モナレスを除く4人の医者が辞職し、混沌状態であることが判明している。彼女はトランプ大統領が辞職を命令しない限り、事務所を退去しないと述べている。しかし、同省はXでの投稿でスーザン・モナレスの解雇を確認したと述べ、その後、ホワイトハウス報道官のキャロライン・リービットはモナレスが解雇されたと記者団に伝えた。さらに、28日、ケネディはCDCの長官代行として、ジョージ・W・ブッシュ政権下のHHSで様々な役職を歴任したジム・オニールを任命した。モナレスの二人の弁護士らは声明で、彼女が「非科学的で無謀な指示を承認せず、有能で献身的な保健専門家を解雇することを拒否したため、標的にされたと述べた。最近の報告は、人命に関連する最も重要な保健福祉省の長官ロバート・ケネディ・ジュニアが、法律と科学に忠実ではないことを示唆している。彼の指揮下で、米国人の健康は幾つかの側面で不安定であることを認識し、自身の健康管理を慎重に行う必要があることを示唆している。

アメリカ・ウオッチ- Yuko's Blogをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む