更なる健康促進のための5つの永久的習慣

ハーバード・ヘルスの編集者フランチェスカ・コルトレラによると、マサチューセッツ州ボストンのハーバード大学付属マサチューセッツ総合病院ブリガム・ヘルスケアの主治医ウィン・アーマンドは、流行や誇大広告にとらわれない生涯利用可能な5つのウェルネス習慣について解説している。真に健康な習慣は永久的に利用できるものであるという。9月24日に公開されたハーバード・ヘルスによると、5つのシンプルなウェルネス習慣は(1)日々の生活にマインドフルネスを取り入れる。(2)睡眠を優先する。(3)本物の植物性食品を食べる。(4)もっと体を動かし、座る時間を減らす。(5)日常の毒素から体を保護する事について説明している。

日々の生活にマインドフルネスを取り入れる: ストレスを軽減し、睡眠を改善し、集中力を高めることが証明されているのは、マインドフルネス(何かを意識及び認識する質または状態)と瞑想であり、アルマンド医師は「不安とストレスは私の診療において非常に一般的な問題です」と言う。過去や未来について過度に心配することは無意味である。それは「ストレス・ホルモンの過剰な分泌」を促し、「心臓、脳、睡眠に影響を与え、いずれも健康に悪影響を及ぼす。緑地を散歩しながら鳥や植物を鑑賞するだけでもマインドフルネスを実践することで、その瞬間に意識を集中させることができる。これにより、不安が和らぎ、集中力と注意力が向上し、ポジティブな感情が高まる」と述べている。「瞑想は、呼吸、イメージ、繰り返しの言葉やフレーズなどの感覚に集中することで、心身を結びつける。大人にも若者にも同様に効果的なエクササイズの一つが、ボックス呼吸法である。リズミカルな呼吸パターンは神経系を整え、不安やストレスを抑制し、心拍数と血圧を下げ、集中力を高める」と説明している。

 睡眠を優先する: 睡眠不足は、長期的には健康にも悪影響があることは既に認識されている。一方、「十分な睡眠をとることは、免疫システムをサポートし、体重管理を助け、身体的、精神的、記憶力、判断力、その他の認知機能の向上に役立ち、寿命を延ばす可能性」さえある。どれくらいの睡眠時間が必要であるかは、年齢や個人の生活パターンによっても異なる。米国疾病対策センター(CDC)は、ほとんどの成人は少なくとも一晩に7時間は必要であると述べている。しかし、「爽快で中断のない睡眠の質は7時間睡眠よりも重要かもしれないと言う。しかし、長ければ良いのではなく、複数の研究で「9時間以上の睡眠は、早期死亡のリスク増加につながることが示唆されている。睡眠と覚醒を司る睡眠パターンと概日リズムは、時間とともに変化することを認識する必要がある。定期的な運動、規則的な就寝時間と起床時間の設定、午後と夕方のカフェイン摂取、就寝前の食事やアルコール摂取の回避、就寝30分前までに画面をオフにすることなどがヒントになる」と言う。「寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、日中に疲れを感じることが多い場合は、睡眠改善の方法について医師に相談する必要がある。多くの健康問題のリスクを高める可能性がある睡眠時無呼吸症候群やその他の睡眠障害が、安眠を妨げている場合もある」と述べている。

本物の植物性食品を食べよう: 豆や豆類(レンズ豆、エンドウ豆、インゲン)および野菜と果物を多量に摂取し、「加工食品を最小限に抑えた食品を豊富に含む食事は長寿と活力につながることが多くの証拠から示されている。植物性食品中心の食事は健康に良いとされ、心臓病、特定のがん、糖尿病や肥満などの慢性疾患の発生率低下につながることが研究で示されている。食品が加工されると、添加物の影響で、健康面や栄養価が低下する」ことは既に知られている。アルマンド博士は「産業界は過剰な塩分、砂糖、人工甘味料、着色料、その他健康に悪い影響を及ぼす可能性のある化学物質を添加しており、それは脳内で反応を引き起こして、もっと食べたいという欲求を抱かせる」と言う。

もっと体を動かし、座る時間を減らす: 「1日1回30分の運動」も良い事であるが、一日を通して活動的な状態を保つことも多大なメリットがあるという。アルマンド博士は「効率性を考えるのをやめ、楽しく、あるいは創造的な方法で体を活動的に保つ方法を考えましょう」と提案している。つまり、「仕事や趣味に運動を組み合わせる」ことを提案している。例えば、「ビデオ会議を行う代わりに、歩きながら話をする。友人と食事をする代わりに、コーヒーを飲みながら交流し、その後散歩する」を勧めている。自分のニーズに合った機会を探し、障害のある人は、安全性を確保されたレクリエーション・スポーツまたは競技スポーツなどを通して、「自分の快適ゾーンから抜け出す方法を探してみてください」と提案している。

 日常の毒素から体を保護する: 「マイクロプラスチック、そしてPFAS(パーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)と呼ばれる永久に有害な化学物質は、現代社会において避けがたいものである。微小な粒子(粒子状物質、PM10、PM2.5、PM0.1と呼ばれる)を吸い込んだり、マイクロ・プラスチックや有害化学物質を摂取したりすると、健康に様々な影響を及ぼす。例えば、アルマンド博士によると、微細な汚染物質や山火事の煙の粒子は肺の奥深くまで入り込み、血流に流れ込んで全身の組織や臓器に到達する可能性がある。これは心臓発作、脳卒中、肺疾患、その他の健康状態の一因となる。二酸化窒素を発生し、大気中にPM2.5を放出するガスコンロの使用は肺を刺激し、小児喘息のリスク増加と関連している。マイクロプラスチックは食品、水、化粧品、そして人体のほぼあらゆる場所で発見されている。その健康への影響は現在調査中であり、がん、炎症性腸疾患、呼吸器系および血管系疾患のリスク増加などが挙げられる」と説明している。

家庭での潜在的に有害な曝露を減らすためのヒント:(1) PFAS、マイクロプラスチック、大気汚染などの汚染物質への曝露を減らすために、浄水器を使用する。(2) キッチンのプラスチックを安価なガラス製の蓋のついたジャーやガラス製の食品容器、ステンレス製のウォーターボトル、鉛フリーの食器に交換する。(3)  山火事の煙や大気汚染により、近隣の空気質が悪化している場合、MERV13以上のフィルターを搭載した適切なサイズの空気清浄機を稼働させる。特に、子供、高齢者、肺疾患のある人、屋外で働く人など、最も影響を受けやすい人々にとって重要である。(4) 調理中はガスコンロの換気をするか窓を開ける。さらに、できるだけ電気や強磁性材料の調理器を使って調理することである。

最後に、ボックス呼吸法とは、単にそれぞれ4まで数えて、息を吸い、息を止め、息を吐き、息を止める4つのステップのことである。これまで、健康食品についての記事で、一般的に共通していることは、植物性の食品である野菜と果物が強調されていることである。最近、102歳のヨガの講師が紹介されているビデオを見る機会があった。彼女は逆立ちや、片方の脚を後部で曲げて、何分か立つと言うパーフォーマンスのビデオが注目された。そして、彼女は主に野菜、果物、チーズを食べていると語り、自宅の庭に植えたブドウをもぎ取って直接食べている姿も見られた。彼女は「健康である事がとても幸せです」と語った。恐らく、5つの不朽の習慣の中で、健康な食事を取る事が最も簡単であり、毒素から体を保護する事が最も難しいと思われる。特に、ガスコンロが設置されている賃貸アパートで生活している人々にとっては、電気や強磁性材料で作られた調理器やフライパンと入れ替えることは容易ではない。2023年1月11日に公表したCNNの報告によると「米国の世帯の約5分の2はガスコンロとオーブンを所有している。 2020年には、米国の世帯の38%が天然ガス調理器具を所有していた。州ごとの検索システムによると、カリフォルニア州が70%、ニュージャージ州が69%、イリノイ州は67%、ニューヨークとワシントンDCが62%、ネバダ州では60%の世帯が天然ガス調理器具を所有していた。ガスコンロの規制やプラスチックの安全性については、政府が取り組む問題である。

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