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元FBIのディレクター、ジェイムス・コミは9月、議会妨害と2020年の上院公聴会で虚偽の陳述をした罪で起訴されたが、同氏はこれらの容疑を否認している。コミに対する告訴は、性急な性質と十分な証拠がないとされる異例の事態で起訴されたものであった為、最初から問題のある告訴であった。
検察官としての経験がない個人が法的確証なく経験豊富な検察官を告訴すると、それは一般的に成功することは予測されていないので、特に驚く事ではない。元FBIのディレクター、ジェイムス・コミと彼の弁護士は、彼が告訴された理由は、単なる報復だと信じているため、この告訴を却下するよう裁判官に求めている。司法省の弁護士は19日、コミに対する起訴状を大陪審が一審で審査しなかったことを認めた。
ワシントン・ポストが19日に伝えたところによると、このような状況は「既に多方面で難題に直面しているこの訴訟の成立を危うくする可能性がある。マイケル・ナックマノフ連邦地方判事は、大陪審の議事録の欠落と思われる部分と、大陪審が却下した起訴状の以前のバージョンについて、検察側を繰り返し追及した法廷審問中に明らかになった。最終的に検察側は大陪審がコミに対して提出しようとしていた3つの訴因のうち1つを却下し、政府の弁護士が急いで起訴状を修正して、大陪審が承認した2つの訴因のみを記載したと述べた。 しかし、リンジー・ハリガン暫定連邦検事は、検察側がこの新しい訴因を大陪審に提出して承認を得るのではなく、判事に提出する前に、陪審長のみに署名させたことを水曜日に認めた。」
コミの弁護士団は、この手続き上の問題をすぐに指摘し、「コミが直面している起訴は存在しない」と主張した。ナックマノフ判事はこの問題についてほとんど言及しなかったが、19日に「ハリガンとその共同弁護人に対して執拗に尋問したことから、この問題が今後極めて重要になる可能性が示唆された。同判事は、両側の弁護士に対し、起訴状の有効性を判断するには大陪審全員の審議が必要であるとする1969年の米国ワシントンD.C巡回控訴裁判所の判決を再検討し、コミ事件との関連性をどう考えているか説明するよう求めた。」今週初め、連邦治安判事は大陪審の前で「重大な捜査上の失策や手続き上の失策が検察の不正行為に相当する可能性がある」と指摘した。
要するに、元FBIディレクターであるジェイムス・コミ対する告訴は、議会への虚偽陳述と司法妨害の2つの罪状によるものであるが、最初からその法的根拠はないとされており、コミの弁護団は、バージニア州東部地区の暫定連邦検事に任命された数日後にコミを告訴したリンジー・ハリガンの訴訟に対する却下を求めている。コミの著名な二人の弁護士は、既に訴訟の却下を求める申し立てを提出している。その主な理由は「報復的で恣意的」な訴追であり、トランプ大統領のコミに対する「敵意に基づく政治的動機」によるとされている。更に、大陪審全員がコミに対する最終的な起訴状を入手しなかったなど、審理過程での手続き上の「不正行為」があったとされている。ナックマノフ判事は却下の主張を検討していることを示唆しているため、その公的判定は時間の問題である可能性がある。