ICEはホワイトハウスの報道官の親族を逮捕

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ICE(移民税関捜査局)による不法移民の逮捕は遂にホワイトハウスの報道官の家族にまで手が伸びた。これは国土安全保障省下で、これまで過激なICE当局が、不法移民の取り締まりを徹底していることを示唆している。報道官はICEの活動を擁護していたが、ICEに逮捕された彼女の親族は、以前に逮捕された経歴が連邦記録にあり、奇妙にも州の裁判記録にはないという。加えて、逮捕された女性は、オバマ政権時代に制定されたDACAプログラムの受益者であったが、現政権下で更新不可能な状況に置かれている。

ボストン大学が所有しているマサチューセッツ州ボストンにある公共ラジオ局WBURが26日に伝えたところによると、ホワイトハウスの報道官キャロライン・リービットの甥の母親が今月初め、リビアで捜査官に逮捕されたため、「全米を席巻しているICEの行動に家族ぐるみの関わりを持つことになった。ボストン地域在住のブルーナ・フェレイラは幼少期に家族と共にブラジルから米国に移住した。」移民当局によると、フェレイラは現在、彼女の姉グラツィエラ・ロドリゲスと共にルイジアナ州のICE施設に拘留されている。」ロドリゲスは「ICEの訴追に異議を申し立て、妹が米国に滞在できるよう訴訟費用を支援するため、GoFundMeページを立ち上げた」という。

報道官キャロライン・リービットの「兄であるマイケル・リービットはフェレイラと関係があり、二人の間には息子が一人いる。トランプ政権当局者は、フェレイラとマイケル・リービット、そして彼の妹であるキャロライン・リービット(28歳)との関係を認めた。リービットは比較的無名だったが、ホワイトハウスで最も重要な地位の一つにまで到達した女性である。当局者によると、この息子は、両親が疎遠になっているため、長年ずっと父親であるマイケル・リービットと共にニューハンプシャー州で暮らしているという。WBURは、約10年前に両親が別居した後、息子は父親と二人だけで暮らしていたかどうかを確認できなかった。

 フェレイラの弁護士トッド・ポメルローは、政府の説明に異議を唱え、「私の依頼人が息子と親権や養育権を持っていないと主張する人たちがいるが、それは事実ではない。両親は子供の親権を共有している」と述べた。ポメルロー弁護士は、フェレイラがどのような罪で起訴されたのかわからないという。「彼らは、私が見たこともない、存在しないと思う罪状で彼女を犯罪者扱いしている。彼は逮捕を「違法」と呼び、「私の理解では、彼女には拘留令状は一切出されていない。彼らが必ずしも彼女の身元を知っていたかどうかさえ分からない。真相を究明するつもりだ」と述べた。国土安全保障省の報道官トリシア・マクラフリンは声明で、フェレイラ容疑者は「暴行容疑で逮捕歴がある」と述べた。フェレイラ容疑者は1999年に観光ビザで米国に入国したが、その際に米国を出国する必要があったという。国土安全保障省の長官クリスティ・ノーム下では「米国に不法滞在しているすべての個人は国外追放の対象となる」と述べた。一方、「 マサチューセッツ州のオンライン裁判記録には、ブルーナ・フェレイラ容疑者に対する暴行容疑は記載されていなかった。」

ポメルロー弁護士は、フェレイラはオバマ政権下で制定されたDACA(若年移民に対する国外強制退去の延期措置)プログラムの受益者であるが、法的資格を更新することができず、現在、米国での永住権取得手続き中だという。トランプ政権下で、移民を保護するための前政権の措置はほぼ全て撤回または取り消されており、連邦裁判所で係争が続いている。DACAは現在、テキサス州で争われている依然として不透明訴訟である。マイケル・リービットは、妹であるキャロライン・リービットが「政界で全国的に有名になるずっと以前、2014年にドラフトキングスのコンテストで100万ドルを獲得した。当時、マイケル・リービットとフェレイラは婚約しており、息子は生後8か月だったという。

最後に、今年1月からトランプ政権下で、ホワイトハウスで報道官となるまで、キャロライン・リービットはほとんど無名の女性であった。彼女は甥の母親がICEに逮捕された事件についてコメントを控えている。政権当局者は「キャロラインはこの件に一切関与していない」と述べている。この事件で不明な点は、キャロライン・リービットの甥の母親であるブルーナ・フェレイラは連邦記録では暴行による逮捕歴があるが、マサチューセッツ州の裁判記録にはないという事である。現在、どちらの記録が正しいのか明白にされていない。いずれにしても、キャロライン・リービットは巧みな話法で、トランプ大統領を擁護することで知られている。就任3ヶ月後には既に、ホワイトハウスの新報道官として、トランプ氏の「秘密兵器」、「応援団長」、「攻撃犬のような存在」であり、「まだ27歳だが、大統領の注目を集め、既にトランプ流の話し方に驚くほど堪能である」とタイム誌は4月11日の記事で伝えた。

キャロライン・クレア・リービット(1997年8月24日誕生)は、米国ニューハンプシャー州アトキンソンで生まれた。2019年に非常に保守的なカトリック系のセントアンセルム大学で政治学とコミュニケーション学を学び、学内新聞への寄稿や放送クラブの設立に貢献し、卒業した。2020年大統領選挙でトランプ氏が敗北した後、ニューヨーク州を代表する米国下院議員エリーゼ・ステファニクの広報部長に就任した。2021年7月、リービットはニューハンプシャー州第1区選挙区から米国下院議員選挙への出馬を表明し、共和党予備選で勝利したものの、民主党現職のクリス・パパスに敗れた。彼女は2023年12月に32歳年上のニューハンプシャー州出身の不動産開発業者ニコラス・リッチオの婚約者となった。2024年7月両氏の間に息子が生まれ、リービットは2025年1月にリッチオと結婚した。彼女はトランプのスーパーPACであるMAGA Inc.の広報担当者となり、2024年11月大統領選に勝利したトランプ氏は、彼女をホワイトハウスの報道官として任命した。彼女は2025年1月20日、米国史上最年少でこの重要な役職に就いた人物である。ホワイトハウスの報道官である彼女が、甥の母ブルーナ・フェレイラを密かに援助する可能性があるかどうかは想像不可能なシナリオではないかもしれない。

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