水曜日のニュースの焦点

ロシア関連捜査をリードしている特別捜査官ロバート.ミュラーとの長時間インタビューで、トランプ大統領の認識を超えた範囲で捜査に協力したホワイトハウスの弁護士ドナルド.マクガンに対して、トランプはツイートで彼は今年秋に辞職するだろうと公表した。マクガンを信頼している共和党リーダーらはこの混沌に驚き反応していると今日報告されている。ホワイトハウスの混乱が絶えない状況下で開催された昨夜の予備選は、フロリダの知事選で黒人市長が民主党の予備選で指名されたことが注目された。共和党の指名者はトランプ大統領に支持された白人男性である。アリゾナの上院議会の予備選では、過度の人種差別措置のため告訴され、有罪判決を受け、昨年8月トランプに恩赦を与えられた元保安官は最低の投票率で敗北した。今日のニュースの焦点は何を示唆している?

ホワイトハウスの最も優秀で統合性のある弁護士として知られているドナルド.マクガンは、彼がトランプの指名プロセスを援助した米国最高裁判事の候補者ブレット.カヴァナフに対する上院議会での任命が終わった後に、辞職すると伝えられている。マクガンは、トランプ大統領の認識を超えて、多様な情報をミュラー.チームに提供した可能性があり、その後、大統領との関係に溝が生じたと言われていた為、予測可能な結果である。しかし、驚くことに、その辞職表明はマクガン本人から来たのではなく、トランプによる突然のツイートでの発表による。トランプは今朝「ホワイトハウスの弁護士ドン.マクガンは、米国最高裁判事にブレット.カヴァナフが確認(うまくいけば)された直後、この秋に辞任するでしょう。私はドンと長い間仕事をしており、彼のサービスに本当に感謝しています」と表明した。

29日のワシントン.ポストによると、大統領と司法省との緊張が高まっている最中、ホワイトハウス内では「壊れやすい瞬間」があるようだ。突然のトランプの発表に、マクガンを「安定した勢力であり、アクセス可能な役人」と見ているキャピタル.ヒルの多くの共和党はトランプの発表に唖然とし、驚いたという。ベテラン上院議員で司法委員会の共和党委員長であるチャック.グラスリーは「それは真実ではない」ことを望んでいるとし、それが「起こらない」ようトランプを促す為のツイートをした。上院議会多数派リーダーのミッチ.マコーネルは「我々の国に悲しいニュース」であると述べた。また、マコーネルは「ドンはワシントンで私の時代に最も印象的なホワイトハウスの弁護士であり、私はそれらを全て知っている。ホワイトハウスと国にドンの司法上の意義を誇張することはできないので、彼が国を代表して継続的に努力することを私は楽しみにしている」と述べた。トランプは司法省長官ジェフ.セッションズも解雇すると脅し、中間選挙後には辞職に追い込まれるとの噂がある中で、マコーネルは数日前、セッションズがいるべき場所は司法省であると指摘した。共和党の最も権威のあるリーダーが二回稀なコメントをしたことで、如何にホワイトハウスの動乱を懸念しているかを示唆している。

トランプ本人も気づいている通り、ほとんどのニュースが否定的である大統領は全ての選挙で試されていると言われているが、昨夜のフロリダ知事選の予備選では、民主党から指名を受けた人物は2014年以来タラハシー市長である30代後半の黒人男性アンドリュー.ギラムである。一方、共和党側から指名を受けた人物は白人男性ロン.デサンティスである。ギラムは3人以上のライバルの民主党候補者の中で最高の支持率で指名を受けた。デサンティスも同様に3人以上の共和党ライバルの中でトップの支持を受けたため、両氏は11月の選挙で競争することになる。この知事選の座席争いで注目すべき点は、フロリダ州の共和党有権者の投票参加率は、予想以上に多かったことである。また、民主党はここでも人種の多様性を選択したことで、ギラムが11月に知事選に勝利した場合、同州で初の黒人知事が誕生することになる。加えて、もはや選挙資金を多く集め、財務的に有利な候補者が勝利するという保証はないことを明白に示唆した。NPRによると、9人の候補者の中で、両党からそれぞれトップで勝利した両氏は選挙資金の総額は他の6人の候補者に比較して遥かに少ない。何が印象的であるかといえば、ギラムは下から二番目に選挙資金がすくない候補者であった。彼はバーニー.サンダースに支援され、デサンティスは「熱狂的に彼を支持したトランプ大統領との親密さを自慢」している。フロリダの知事選は、11月に最も注目されると予測されている。

アリゾナ州上院議員の昨日の予備選では、トランプの厳しい批評家であり、早くから再戦に挑戦しないと公表している共和党のジェフ.フレイクの座席獲得競争が行われた。トランプは有罪判決を受けたアリゾナ州マリコパ郡の元保安官ジョー.アルパイオに、昨年8月25日論争的な恩赦を与えた。大統領の恩赦は刑執行を免れても彼の犯罪歴はそのまま残ると裁判官に宣告されたアルパイオはフレイクの座席争いに挑戦していた一人であるが、最低の投票率(18.9%)で惨敗した。移民の多い彼の地域で、不法移民に厳しいと自称していたと言われた彼は人種差別的な措置において、移民らしき人々を手当たり次第に停止した為、憲法違反であるとして告訴された。圧倒的多数の米国民は移民の必要性を感じ始め、時代が変わっている現状で、アルパイオの敗北を予測することは困難ではなかった。アリゾナの有権者は、彼に恩赦を与えたトランプ大統領に対する彼らの答を示唆した。共和党側からはアルパイオを含む他二人のライバルをリードしたマーサ.マクサリーは52.9%を獲得し、指名された。ニューヨーク.タイムスの記録によると、民主党側は一人の対抗者を圧倒的にリードし80.5%の投票率で指名されたキルステン.シネマが指名された。シネマの投票数(314,108)は共和党マクサリーの投票数(263,734)を超過しているため、敗北した他の対抗者の票数が彼らに流れる可能性は高いものの、両氏は激戦になる可能性があるため、11月の選挙では共和党左寄りのフレイクの座席をどちらの党が獲得するか非常に注目される可能性が高い。

今年の予備選は、過去のどの予備選より毎回劇的な展開があり、両党の有権者が投票参加に熱心であることが顕著な特徴である。それでも、米国下院議会の共和党はドアの裏側で、彼らが多数派を失うと恐れていると伝えられている。少数派に対する投票制限、極端なジェリーマンダリングなどが行われない限り、総体的予測は民主党が下院議会を制覇することがワシントンの政治的通念であるようだ。現時点でその可能性が高いことを示唆する統計的な分析はまだ少ないが、選挙分析者ネイト.シルバーのサイトによると、現時点で民主党が多数派になる可能性は約73%であり、共和党が支配力を維持するチャンスは約27%である。

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