
米国上院議会少数派のリーダーであるミッチ.マコーネルは、ウクライナ.スキャンダルに関連する昨年1月の最初の上院弾劾裁判で、当時の大統領ドナルド.トランプを無罪にすることを促進した。最近、今年1月の前代未聞の米国議事堂に対する親トランプ派の暴動に関する事件を調査するための委員会設置から、投票権法に至るまで、全てのジョー.バイデン大統領の議題および議会を先導する民主党の政策をブロックすると宣言した。現在、多くの知識人やメディアがマコーネルは民主主義の真の敵であると述べている。
トランプは2019年に当時のウクライナ新大統領であるヴォロディミール.ゼレンスキーに対して、議会が承認した軍事安全保障資金を提供するお返しとして、2020年大統領選の最大の政敵であったジョー.バイデンと彼の子息の汚点を調査し、その結果を公的に発表するよう圧力をかけた。その事実が発覚した後の夏以降、米国下院議会は弾劾調査を行い、上院議会は2020年1月21日から最初の弾劾裁判を開始した。しかし、当時上院議会の共和党多数派のリーダーであったマコーネルは、最初からトランプを無実にするため、証人を召喚しないことを含めて、裁判を早く終えるための策略を先導し、トランプを事実上無罪釈面したことは既に知られている。マコーネルの行動は、広く批判された。その中でも最も強烈な批判はイギリス紙のインディペンデントに投稿した英国で働いていた米国の弁護士エリック.ルイスの記事である。彼は上院共和党の決定を「ばかげた無罪判決」と呼び、「ミッチ.マコーネルは南北戦争以来、憲法上の民主主義の最大の敵として浮上」していると指摘した。ルイスは2020年2月6日の記事で、「私は常に私たちの憲法を特に誇りに思っていました。今週、私はそれがドナルド.トランプのために踏みにじられているのを見ました」と述べた。
比較的保守系のThe Hillはトーマス「ジェファーソンが1776年に紙にペンを置いて以来、初めて、主要な政党が有権者の権利、民主主義の価値、および米国上院の建国の父のビジョンを体系的に攻撃している」と述べている。また、トランプとマコーネルは投票者と民主主義に対する戦争を開始していると指摘し、彼らは「すべての有権者からの支持を得ようとするのではなく、他のすべての有権者に対する攻撃を積極的にエスカレートしながら、彼らの基盤からの投票率を最大化」しようとしていると指摘した。それらの措置は、黒人、ヒスパニック系、高齢者、若い世代、アジア系アメリカ人、ネイティブ.アメリカン、障害者、および民主主義に対するこれらの「共和党の打撃の犠牲となった全ての地域社会の白人有権者を激しく攻撃した」と述べた。また、「これらの虐待はトランプ前大統領と彼の支持者によって促進されたが、有権者と民主主義に対するこれらの政治犯罪の最大の共謀者は、上院多数派が有権者に対するこれらの攻撃を終えるための立法案の通過を防ぐことを誓う上院共和党の少数党首ミッチ.マコーネルである」と批判している。
1月6日の議事堂での反乱事件を調査する為、独立系の委員会を設置することにマコーネルは激しく反対していた。5月27日、マコーネルは下院議会で5月19日に通過したその委員会設立の法案を抹殺するよう「個人的好意」を要請した。当時マコーネルの「努力に精通している」2人の共和党議員」の内の1人は、匿名でCNNにマコーネルが彼への「個人的好意」として法案投票に対する「議事妨害を支持するよう、動揺している上院議員に求めるという異常な動きさえした」と語った。その共和党議員は「ミッチが委員会を殺すために『個人的好意』を求めるという極端な理由を理解することは誰もできない」と述べた。彼は、マコーネルが投票前の24時間で、1月6日の委員会を創設する法案に反対するように彼の共和党同僚に圧力をかけたことを明らかにした。
ニューヨーク.タイムスの元上級編集者であるテリー.シュワドロンは、 ピューリッツァー賞を受賞したジャーナリストのデビッド.ケイ.ジョンストンが創設したDC Reportでの投稿記事の中で、「ミッチ.マコーネルは人々の敵」であると述べている。筆者は「民主主義を否定するために迅速で効果的に一度に停止を行える人物は、上院の少数派指導者であり、実際の民主主義の側で、絶え間ない棘であるミッチ.マコーネルを勝る人物は実際にはまだいません」と述べている。連邦判事の任命プロセスについては、彼は特に極端に党派的であることは広範に知られている。シュワドロンによると、保守派のラジオ.パーソナリティのヒュー.ヒューウィットとのインタビューで、上院共和党が2022年に多数派を取り戻した場合、ジョー.バイデンが2024年の大統領選中に、最高裁の空席を埋めることを許可する可能性は「非常に低い」と述べた。マコーネルは、彼自身が既にその方針を恥もなく公表したことは既に知られており、彼は「効果的な民主主義の殺人者であり、マコーネルは選挙権法案や、基本的にはバイデンが提案するものすべてに反対するという継続的な誓約を行っています」と述べている。
最近の別の例では、5月下旬に中国に対するアメリカの技術競争力を向上させることを目的とした広範に支持された超党派の法案を投票する予定であったが、マコーネルは、共和党が法案を修正する為、民主党がその工程をさらに遅らせない場合、法案を議事妨害すると脅した。上院民主党多数派のリーダーであるチャック.シューマーは既に、通常の上院規定に従っていた。マコーネルがトランプと彼の支持基盤からの攻撃を避ける唯一の方法は、民主党の議題に関連する法案を妨害することであるとの分析もある。上院議会の共和党は、ほぼ権威主義者によって統治されているような状況があり、民主主義を追求する民主党機関とは異なる体制下において、上院でも下院議会と同様に大きく分裂していることを示唆している。上院議会は今週選挙制度改革法案に投票する予定であるが、自宅近辺で頻繁に抗議者に直面しているミッチ.マコーネルは「民主主義の敵」になる役目を果たすと予測されている。