マーフィー議員はバイデンに対する共和党の極端な批判に対抗

カブール空港の近辺では、セキュリティの懸念が高まっている中で、バイデン政権はアメリカ人およびアフガニスタンの人々の避難援助を急速に行う為、複数の民間航空会社に援助を求めたことが22日に報告された。現在アフガニスタンで避難が激増している状況下で、議会両院の共和党議員らは、バイデン大統領を攻撃している。一方、米国上院議会の民主党議員クリス・マーフィー(コネチカット州)は22日の連続ツイートで、難民を受け入れることに反対した過去の共和党による不屈の努力について説明し、共和党の非論理的な批判に対抗することで、最悪の状況を引き継いだジョー・バイデンを擁護した。

国防総省は22日、アフガニスタンの人々を一時的に安全な場所に運ぶ為、アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空、ハワイアン航空から18機の民間航空機を利用できるよう援助を求めた。日曜日の時点で、タリバンの武装勢力から避難するため、カブール国際空港の周辺には逃亡を必死で求めている数千人の人々が群がった。情報筋によって数値は異なるものの、既に15日から、米国は30,000人から30,700人の人々をアフガニスタンから避難させている。国防総省の報道サイトによると、米国の可動性資源の一部として、米国の航空会社から選択された航空機は、民間予備航空隊(CRAF)と呼ばれており、「CRAFで作動する航空機は、カブールのハミド・カルザイ国際空港には飛行しない」と述べた。また、民間予備航空隊が発動されたのは今回が3回目であり、最初に湾岸戦争中の1990年8月から1991年5月までの「砂漠の盾/嵐作戦」を支援し、 二回目は2002年2月から2003年6月までのイラク侵攻中の「イラク自由作戦」中であると述べている。

しかし、23日の新たな展開はカブールで暴力があったことである。同日のニューヨーク・タイムスによると、月曜日のカブール空港で激しい衝突があった為、アメリカの米軍撤退は、すでに不安定な治安状況を悪化させるという恐れを強化」している。 ドイツ軍はツイッターで、アフガニスタン治安部隊のメンバーが早朝に身元不明の攻撃者との銃撃戦で死亡したと書いた。 アフガニスタン人がどのグループに所属していたかは特定されていない。アフガニスタン軍の他の3人のメンバーは、空港北門の外の小競り合いで負傷した。アメリカとドイツの兵士も戦いに引き込まれたが、負傷していないという。最近、数千人のアフガニスタン人がタリバンから逃げようと必死になっているため、急増する群衆は致命的になっている中で、米国は空港で騒乱を制御するために葛藤した。空港に軍隊を置いている英国の国防省は日曜日、幼児を含む7人のアフガニスタン民間人が群衆の中で踏みにじられて死んだと報告した。

タリバンは、今月31日までに、アメリカ人は全てアフガニスタンから離れるよう要求したと先週伝えられた。しかし、バイデンは23日のホワイトハウスからの声明で、8月31日の軍隊撤廃の期限を延長するかもしれないと述べた。しかし、タリバンは、米軍の撤退期限を延長することを歓迎しないと宣言した。カタールのタリバン広報当局者は、23日「彼らは約束どおり、8月31日までに避難を終えるべきだ」と述べた。 バイデンは「過去20年間の戦争努力で私たちを助けてくれたこれらのアフガニスタン人をアメリカ合衆国の彼らの新しい家に歓迎します。それが私たちだからです。 それがアメリカです」と述べた。身元が精査された後にすべてのアフガニスタン同盟国の人々が米国に定住することを約束した。

アフガニスタンからの混沌とした急速な避難状況を見ている複数の下院共和党議員らは20日、彼らが来年、多数派を取り戻した場合、バイデン政権の失敗した撤退について、アフガニスタン特別委員会を設置し、議会調査を開始すると述べている。ルイジアナ州のマイク・ジョンソンは「ベンガジが遥かに小さな問題のように見えます」と言った。フロリダ共和党上院議員リック・スコットはツイートで、「アフガニスタンでの悲惨な出来事の後、私たちは深刻な問題に直面しなければなりません。ジョー・バイデンは彼の事務所の職務を遂行することができますか?それとも第25修正条項の規定を行使する時が来ましたか?」 と述べ、バイデンをホワイトハウスから除去する事を示唆した。

しかし、民主党議員は共和党の脅しに対抗している。彼らの批判がナンセンスであるとして上院議会の民主党議員クリス・マーフーィは22日、一連のツイートで、バイデンが失敗したと強調する共和党議員らに対して、アフガニスタン市民の避難で、米国が難民を受け入れることに反対する「共和党議員からの憤慨を信じる」ことはできないとし、次のように反論した。

1.  これは、アフガニスタン難民を米国に連れてくることを援助する為のプログラムを弱体化させ、破壊するための(トランプ大統領が率いる)執拗な共和党の努力の物語です。 2.  過去10年間、共和党は申請に面倒な条件を課すことで、アフガニスタンのパートナーを米国に移住させるために使用する特別移民ビザ(SIV)プログラムで、意図的に大量の残務を作成することを推進してきました。 3.   2016年、オバマはSIVプログラムの上限を引き上げるよう要請しました。上院共和党は反対しました。 その後、トランプ政権はSIV処理の速度を落とし始めました。バイデンが引き継いだ時、17,000の申請があったにもかかわらず、10,000の未記入のビザがありました。 4.  これは、アフガニスタン人を米国に連れて来る他の難民プログラムを破壊するためのトランプと共和党議員による攻撃とぴったり一致しました。 オバマは2,700人以上のアフガニスタン難民を受け入れました。トランプは400人を認め、難民制度を解体しました。 バイデンはそれを再建しなければなりませんでした。5.  そして今日、トランプ共和党議員は、より多くのアフガニスタン難民を米国に連れてくることを明白に反対していますと書いている。

要するに、共和党は、ヒラリー・クリントンが国務長官であった時にベンガジでのイスラム主義過激派の襲撃事件で、4人の米国人外交官が死亡したテロ事件よりもアフガニスタンの現状は、もっと大きな外交政策の失敗であるとし、リック・スコットは、憲法修正第25条を行使する時であるとツイートした。しかし、第25条は、大統領の健康状態が職務を遂行不可能にしている場合に、発動する事が可能であり、その場合、副大統領カマラ・ハリスが大統領代行を務める為、バイデン政権が変わる訳ではない。軍隊撤退の動きはオバマ政権から始まり、トランプ政権で顕著になり、バイデンは二人の前大統領のアフガニスタン撤退計画を引き継ぎ、その撤退発表の時期が早かっただけで、バイデンを第25条行使と同様に扱うことを示唆している。マーフィー上院議員は、バイデンに対する共和党の公的攻撃が如何に党派的でダブルスタンダードがあるかを暴露している。従って、マーフィーは、共和党らの批判を非論理的で意味がないものとして反論している。共和党の態度には、一部メディアの責任もある。メディアは、リベラル系または保守系を問わず、アフガニスタンでの避難と救援活動の「災害」に焦点を当てている。マーフィー上院議員は、ジョージ.W.ブッシュ時代からの20年間の悪い決定の後、バイデンに悪い選択肢しか残さなかった理由を、メディアはなぜ、彼らの記事にその文脈を含めていないのかとの疑問を提起している。現在、果てしない戦争を喜んでいるのはメディアと防衛産業の二つだけであるという現状に注目するべきである。つまり、60年前までは、1961年にアイゼンハワー大統領が懸念を表明したような軍産複合体であったが、現在、メディアも軍産複合体の一部になり、メディア軍産複合体の時代になっていると言える。

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