韓国と北朝鮮との対話は米国に何を意味する?

冬季オリンピックに参加した副大統領マイク.ペンスは韓国の大統領ムン.ジェインと意義のある会談をする事が可能であった。しかし、金曜日の開会式で北朝鮮の指導者キム.ジョンウンの実妹であるキム.ヨジョンとかなり近い距離に座っていたにも関わらず、両国の接触はなかったと報告されている。一方、韓国はヨジョンと直接対話する機会があり、両国は今後も対話を促進する意思があるようである。進歩があったと言われる韓国指導者とペンスの対話は、米国にとって北朝鮮との関係にどのような意味があるだろうか?

マイク.ペンスは11日トランプ政権が北朝鮮の指導者キム.ジョンウンと対話する時が来たと述べた。平壌での冬季オリンピックの帰国途中、エアー.フォース2号の中でワシントン.ポスト(WP)のインタビューに応じたペンスは韓国大統領ジェインとの2回の実質的な会談で米国と韓国は北朝鮮との更なる関係のための条件に合意したと語った。北朝鮮との対話は最初に韓国が行い、その後潜在的に非核化を押し進めることを目指す米国及び同盟国が対話する可能性がある。これは、北朝鮮が最初に非核化を条件に会話することを求める場合のみ交渉に応じるとの従来のニュアンスとは異なることを示唆した。ペンスとジェインは、北朝鮮との会談だけのために、北朝鮮が経済的または外交的利益を得ることはないという点を韓国は北朝鮮に明白に伝えること及び、非核化に向けての具体的なステップを語る事が真のゴールであることを明らかにした。

ペンスのコメントに反応した国務長官レックス.ティラーソンは、12日カイロでの記者会見で、会談の可能性及び時期については判断が早すぎると思うが、真剣に意義のある方法で北朝鮮が何時我々と対話すると決めるかは北朝鮮次第である事をトランプ政権は以前から述べていると語った。ティラーソンは、米国と会話する場合、何を交渉のテーブルに載せる必要があるかを北朝鮮は知っているはずであると述べた。しかし、韓国及び米国に対する北朝鮮の態度は明白に異なる証拠がある。ペンスは平壌オリンピックの開会式で、ジョンウンの実妹であるヨジョンと比較的近距離の席にいたが、北朝鮮の代表者との接触を避けた。しかし、ヨジョンは三日間の滞在中、韓国大統領ジェインを招待したと報告された。

しかし、ペンスにインタビューしたWPのジァシュ.ロギンの報告は、米国が北朝鮮と対話をする意思があることを表明したため、前進があったことを示唆している。北朝鮮と米国との現状及び将来の可能性も含めて、韓国と北朝鮮との対話は米国にとって何を意味しているだろうか? ⑴ 韓国及びホワイトハウスとの関係及び理解を深めることで、米国は韓国を通して北朝鮮との会談を無条件で行う機会の可能性を開いている。これは非常に顕著な進歩である。⑵ 米国とその同盟国は、非核化への明確な措置を講じるまで、ジョンウン政権に対する制裁を課すことを止めない。しかし、トランプ政権はその圧力のキャンペーンが進行中もジョンウンと対話する意思がある。ペンスはこれを「最大圧力と関与」と呼んでいる。

⑶ 北朝鮮と米国との予備協議では非核化をテーブルに載せる事を条件にしないが、北朝鮮は米国と韓国の軍事演習を遅らせるなどワシントンからの譲歩を望む可能性もある。非核化の会話は徐々に進める可能性がある事を示唆した。⑷ 制裁を解除するために北朝鮮がどのような措置を踏まえるかについては韓国と米国は理解していないため、両国は引き続き論議が必要であることを明白にした。⑸ 米国が北朝鮮に対して、最も厳しい新たな制裁を課し又はそれを発表し続ける限り、ジョンウン政権は核とミサイル計画の実験を再開する可能性がある為、外交的進歩を極力妨げる結果になる。⑹ 今後も北朝鮮と対話する可能性がある韓国大統領ムン.ジェインは、彼の役目はそのような動きを防ぐ事であり、彼は北朝鮮が可能な限り早期に米国と座って対話することを北朝鮮に説得する意向があることを示唆した。

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