ビル.ウェルド: By ML Strategies
通常、自党の大統領の再選に挑戦する共和党はほとんど存在しないか又は長続きしないが、2020年の大統領選で再選を狙うトランプ大統領を打破することを目指している共和党候補者は少なくとも3人いる。その中で、最もトランプに脅威を与える可能性があると言われるサウス.キャロライナ州の元知事マーク.サンフォードは8日正式に三番目の候補者として出馬を表明した。彼は他二人の候補者と幾分異なり、最もトランプの再選に脅威となると言われている。
| 候補者 | 年齢 | 経歴 | 公表日 |
| ビル.ウェルド | 74歳 | マサチューセッツ州の元知事 | 2019/4/15 |
| ジョー.ウォルシュ | 57歳 | イリノイ州のトーク.ラジオ.ホスト | 2019/8/25 |
| マーク.サンフォード | 59歳 | サウス.キャロライナ州の元知事 | 2019/9/8 |
上記チャートの3人の共和党候補者の中で、政治的経験がもっとも豊かで、もっとも穏健派で、最年長者は1996年にマサチューセッツ州上院議員を務め、1991年から1997年までマサチューセッツ州元知事であり、2016年にリバタリアン党の副大統領候補者であったビル.ウェルドである。彼はニューヨークのスミスタウンで1945年7月31日に誕生した。弁護士および作家であるビル.ウェルドは左寄りの共和党または非常に穏健派の共和党であると言えるかも知れない。リチャード.ニクソン大統領の弾劾調査の時期に米国下院司法委員会の法律顧問を務め、最近、マリファナ企業の取締役会に参加した。経済政策では減税と支出の管理を支持し、トランプの関税に反対している。国内政策では同性愛者の結婚、LGBTの権利、および中絶を支持し、移民法ではトランプの国外追放政策に反対し、不法移民に法的地位を与えることを支持している。外交政策では非核拡散の取り組みを支援し、カナダおよびメキシコとの緊密な関係を望んでいる。彼は財政政策ではサンフォードと類似しているが、社会的課題および外交政策ではリベラル傾向がある。
| 候補者 | トランプに対する立場 | 主な反トランプ経済政策 |
| マーク.サンフォード | 批判者ではない | トランプの予算計画に反対 |
| ビル.ウェルド | 反トランプ | トランプの関税に反対 |
| ジョー.ウォルシュ | 反トランプ | トランプの関税に反対 |
マーク.サンフォード: By Politico
最も有力であると見られているサウス.キャロライナ州の元知事であるマーク.サンフォードは1995年から2001年まで、および2013年から2019年1月まで同州の共和党議員である。彼は8日に立候補を公表した為、9日から注目されている。彼はトランプ大統領の再選を阻止する為に最新の共和党候補者として公式に発表した最新のメンバーであるが、トランプ大統領の最大の脅威になると見られている。 正統派共和党としての彼の基盤は赤字を即時に減少させることを優先する財政的保守派である。7月中旬に非公式のキャンペーンを開始して以来、彼は議会の共和党が負債、赤字、支出を減少することの重要性を強調している。財政的保守派の政治的基盤であり、最初にティー.パーティとして台頭し、下院議会で派閥の要因になっているフリードム.コーカスのメンバーの一人である。サンフォードは「ゴルディロックス経済」に基づいて予測を行うためのトランプ政権の予算計画を批判した。ゴルディロックス経済は中程度の経済成長を維持し、インフレが低く、市場に穏やかな金融政策を可能にする経済に言及する。
ジョー.ウォルシュ: By ABC News
トランプに挑戦する三人目の共和党候補者は2011年1月から2013年まで、イリノイ州の第8議会区を代表する元米国下院議員ジョー.ウォルシュである。経済政策では、ジョージW.ブッシュ時代の減税を延長し、遺産税を廃止し、キャピタルゲイン税と法人税率の引き下げを支持している。国内政策ではオバマケアに反対し、移民問題を重視し、南国境で移民の子供を家族から引き離すトランプ政権の方針に反対し、これを終えると述べている。中絶の課題ではリベラル傾向があり1996年に議会に初めて出馬したとき中絶の権利に賛成していると公言した。LGBTQの権利については「結婚は一人の男性と一人の女性の間のみ」にあり得るとする「伝統的な結婚」の強力な支持者である。外交政策では、親イスラエル政策を支持し、「二国家解決策」に反対している。また、2016年の米国選挙で干渉したロシアを擁護しているトランプを「厳しく批判」し、元特別顧問ロバート.ミュラーのロシア調査を強く支持している。
これら3人の中で、最も有力であると見られているサンフォードは「現代の政治史上で最もスキャンダラスな」婚外関係のスキャンダルがあったことで知られている。彼は、現在上院および下院議会の共和党が正統派の共和党路線を失い、「トランプ党」と呼ばれるようになっている状況から離れている比較的正統派の共和党である。つまり、彼は現在トランプの支離滅裂な言動、汚職、頻繁な虚偽発言に対して無言を続け、トランプの党にしがみついている他の共和党とは異なる穏健的な主流派に近い共和党議員である。更に、正式に立候補を表明していないが、2016年の大統領候補者の一人であり、今年1月までオハイオ州の知事であった穏健派共和党のジョン.ケイシックもトランプの別の挑戦者になる可能性がある。一般的に複数の共和党が自党の大統領に挑戦する場合、辞職、弾劾、健康上の理由で大統領の存続が危惧されている時である。