ウイスコンシン州の共和党はパンデミック中、予備選の現場投票を強制

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Wisconsin election: Milwaukee voters brave long wait lines at the ...
By    Milwaukee Journal Sentinel

コロナウイルスのパンデミック中、ウイスコンシン州の民主党有権者は7日、唯一州の最高裁の判定により予備選の投票を投票場で行ったが、幾つかの異常な事態が報告されている。通常なら多数の投票場がオープンするが、今回わずか5箇所だけが利用された地域もあり、投票場に到着する有権者は、前後の距離を置く必要があった為、驚異的な長い列で待つ必要があった。又、共和党州である同州では、不在投票を申請した民主党の有権者は、郵送での不在投票用紙を受理しなかった為、投票場に足を運ぶ必要があった。多くの投票場の労働者は感染を恐れて、仕事をしていないにも関わらず、投票は行われ、多くの有権者は、感染の恐怖、長い列で待つ疲労、怒りが混同しながらも投票には積極的である事を示唆した。

ウイスコンシン州は、7日朝にミルウォーキー、グリーンベイ、ワウケシャなどの都市で予備選のため、投票場で長い行列を開始した。同日のワシントン.ポスト(W.P)によると、ミルウォーキーでは通常180か所の投票所で投票することが可能であるが、わずか5箇所の投票所を開けただけである。民主党知事のトニー.エバーズはコロナウイルスのパンデミックのため、「投票を一時停止し、投票所が準備される前に、投票所、投票者、選挙当局者、及び労働者を保護するために知事執行命令を発行したが、ウィスコンシン州最高裁判所は、即時にその知事命令を覆した。州の最高裁は「選挙を延期することは混乱をまき散らすであろう」と主張した共和党議員らの即時の法的挑戦に同意した。州裁判所は4対2で決定したが、判決について何の説明もしなかったと同紙は伝えている。

ウイスコンシン州の知事エバーズは2018年に中間選挙で勝利した民主党であるが、州議会は共和党が支配している。従って、裁判所の決定は選挙を延期することを拒否した共和党に勝利をもたらした。同州共和党はエバーズが「知事の権限を超えた」と主張し、命令に法的異議申し立てを提出していた。裁判所命令は6日に下され、選挙管理事務所は、緊急に有権者に現場投票についての連絡を取らなくてはならないという困難な状況に直面した。他約10の州は延期している中で、ウイスコンシン州だけは6日に州最高裁判所が、延期を拒否するという理由で異例の投票を実施した。7日の予備選の選挙結果は来週の月曜日まで公表されないという。オークレアの市長であるデール.ピーターズは「地方自治体で私が30年間目にしたものとは異なっています」と述べた。又、民主党は、不在者投票用紙を要求した何千もの有権者が不在投票用紙を受理しなかったと不満を述べた。 州選挙委員会がまとめた集計によると、7日の時点で、9,000を超える不在者投票用紙は有権者に送られていなかったが、一部の当局者は、数値は更新されていないと異論を唱えた。州のデータを調査したW.Pによると、マディソンの南にあるグリーン郡は、約1,500の投票用紙が有権者に送られていない。7日の朝、ウィスコンシン選挙管理委員会は、1,273,374名の不在者投票用紙が郵送され、864,750が返還されたと報告した。後者の数字は、2016年の総選挙で受け取った過去最高の830,763人の不在者投票をすでに超過している。しかし、複数の有権者は彼らが要求した不在者投票用紙をまったく受け取っていなかったとW.Pに語った。

いずれにしても、ウイスコンシン州の有権者は彼らの健康のリスクに直面しながら、投票場に足を運んだ。ミルウォーキーのリバーサイド.ユニバースティ高校の外で、約400人の有権者は決意と怒りが混合した思いで、近くのリバーサイド.パークにまで伸びた長い列に並んで待機していた。投票場の職員は投票者に水色のマスクを配り、投票者はそれぞれ6フィート離れて立ち、ゆっくり前方に移動した。エリー.ブラディッシュ(40歳)は「私たちは命を危険にさらして投票することを決めました」と言った。バスの運転手を引退したジョン.カーター(71歳)は「私は待つ必要があります。投票用紙を投げる必要があります。足が疲れる以外は何もしていません。 私は老人です。マディソンの共和党はこれ(長く待たせる)を望んでいたと思います」と彼は頭を振って言った。午前5時45分に息子や義理の娘と一緒に到着し、列の先頭部に並んでいた車椅子の79歳のロージー.レドモンは「私は有権者です。私は投票を見逃しません」と言った。民主党と投票権活動家は、州最高裁判所での地位を守る保守派の現職ダニエル.ケリー裁判官を後押しするため、投票者の投票率を故意に抑えようとしているとして共和党を批判した。

又、同州の多くの選挙当局者と投票労働者は、彼らの健康を危険に晒すように依頼されたと述べ、火曜日に働くことを拒否した。その為、州の警備隊が投票をエスコートする必要があった。以前オークレア市の選挙総監を務めていたデイビッド.スキーダは「今日この選挙を行わなければならない理由の論理がわかりません。それは非常に強力であり、健康と安全が優先されていません」と言った。加えて、先週111の自治体が投票所を1つ開くのに十分な数の投票所労働者がいないと報告した。ウィスコンシン州選挙委員会の広報官であるリード.マグニーは「誰かが現れ、その自治体で投票する場所がないということに気付いていません」と述べた。裁判所の混乱する決定に加えて、同州は不在投票する有権者に証人の署名を要求している。しかし、現在はパンデミックでほとんどの人々は自宅滞在しているため、証人を見つけることができない有権者も多い。米国地方裁判所の判事ウィリアム.コンリーは「選挙管理者は安全に証人を見つけることができない有権者からの投票用紙を数えなければならない」と決定したが、その判定は連邦控訴裁判所によって覆された。従って、証人の署名のない投票用紙を受け取った一部の市や町の書記は多数の投票用紙を破棄するため、裁判所の「矛盾する命令と判決による混乱が有権者の権利を奪う」状況になっている。一部の人々は「これが正当な選挙だとは考えていない」と語っている。

パンデミック中のウイスコンシン州の予備選は、予期せぬ様々な疑問を提起している。感染を防ぐ為、多くの人々は社会隔離を実施している時、公的場所での投票の選択が公益のために良いか悪いか、州知事が州の選挙法を一時停止または書き換える権限があるかどうかである。ウイスコンシン州は「パンデミックの極端な深刻さを認識している」が、共和党多数派の裁判所は、同州の民主党知事には、そのような権利はないとの結論を下した。2018年の中間選挙で、当時再選に直面していた同州の共和党知事スコット.ウォーカーは民主党の対抗者トニー.エバーズに敗北した。ウォーカーは現役当時、共和党が支配する州議会にあらゆる権力を与えられた。明らかに、州議会はウォーカーが民主党のライバルに敗北した後に、民主党知事の権利を制限する為、州の法律を書き直したと言われている。ほぼ全ての州の知事や都市の市長は自宅滞在の命令を下す権利がある。従って、人々の健康が優先されている為、現在、米国の居住者の最大97%が、何らかの在宅の命令を受けている。慎重な対応をしなくてはならない時に無理な状況で論争的な投票を行う必要があるかどうか疑問視されている。2016年の大統領選では同州でドナルド.トランプ(47.22%)は僅かな票差でヒラリー.クリントン(46.45%)に勝利したが、2018年から民主党の波が起こり、知事選では民主党が勝利した。共和党はパンデミック中、冷淡にも民主党の有権者を外出させ、長い列で待たせる投票を強制したが、7日同州の有権者は、ジョー.バイデン又はバーニー.サンダースのいずれかを選択した。健康のリスクも長時間待つことも厭わず、投票場に参加した同州の有権者の投票意欲と忍耐は称賛に値する。

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