選挙2日前の世論調査は何を示唆?

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選挙2日前の今日、全国世論調査で、トランプは引き続き45%以上の支持率を超えることはなく、彼に対する不支持率は50%以上を超えている。また、複数の主要メディアは、アリゾナ州、ウイスコンシン州、フロリダ州、ミシンガン州、ペンシルベニア州、ノース.キャロライナ州を重要な接戦州として特定し、注目している。この6州の中で、トランプにとって最も重要な州はフロリダであり、ここで勝利し、更に幾つかの接戦州で勝利しない場合、彼の再選は著しく困難になる。最終の選挙競争が緊迫している中で、脅しが戦略の一つであるトランプ.キャンペーンにはトランプ支持者の過激な右翼グループがキャラバンとして参加し、その脅しの役割を果たしている可能性があることを示唆するエピソードが今日報告されている。

トランプのサインを掲げた多数の車輌によるキャラバンは31日夜、テキサス州間高速道路でバイデン.キャンペーンのバスを前後および左右から包囲し、時速20マイルに減速させ、交通を渋滞させたという明らかな脅しがあった後にバイデンの陣営はテキサス州での集会をキャンセルした。この驚きのシーンが放映されたビデオを見たトランプは「テキサスが大好きです」とツイートした。バイデンのキャンペーンのバスは同州での早期投票の最終日に、バイデンの支持者に投票を促進する運動の一環として、金曜日にサンアントニオからオースティンまで移動していていた最中であると伝えられた。トランプの最終戦略はライバルおよび投票と郵便投票に対する抑制、脅迫、訴訟である。

選挙分析者ネイト.シルバーのサイトFive Thirty Eightによると、11月1日のトランプ大統領の支持率は44.2%で、不支持率は52.7%である。大統領選挙での前副大統領ジョー.バイデンとトランプ大統領の最新の全国平均支持率はバイデンが52.0 %であり、トランプは43.4%である。これは二ヶ月前にバイデンが二桁台でリードしていた時に比較すると両氏間で接近した状況がある事を示唆している。同機関の記録によると、8月31日の両氏間の支持率は53.4 %対 43.0%であった。しかし、他の機関による最新の全国支持率は、引き続きバイデンが非常に有利である。

調査機関バイデントランプマージン
ロイター52%42%+10 バイデン
NBCニュース52%42%+10 バイデン

ロイターとNBCが11月1日に公開した全国の世論調査によると、バイデンとトランプの支持率は、いずれもバイデンが10%ポイント現役大統領をリードしている。二週間前のNBCニュースの調査ではバイデンは53%で、トランプは42%であった。また、人口動態別にみると、バイデンとトランプの対比で、黒人の場合87% 対5%、18歳から34歳までの若い層では60%対32%、高齢者の場合、58%対35%、女性の支持率は57%対37%、白人大卒の場合は56%対41%、独立系は51%対36%である。全ての人口層の有権者はトランプよりバイデンを支持している。しかし、高卒またはそれ以下の白人および男性に関して、NBCの調査は言及していないが、過去の幾つかの調査では、これらのグループはバイデンよりトランプを支持している傾向があった。

最近、主要メディアは重要な接戦州を6州に定めている。ニューヨーク.タイムスの1日の更新によると、同紙はアリゾナ、フロリダ、ペンシルベニア、ウイスコンシンの4州を重視しており、バイデンはこれらの州で全てリードしている。世界的な経済危機の真っ只中にバラク.オバマが365の選挙人の票を獲得し、ホワイトハウスに勝利した少なくとも2008年11月以来、バイデンは他のどの大統領候補よりも選挙日に向かう強い立場にある。一方、トランプはフロリダでの勝利が必須であるが、同州では選挙2日前にバイデンがわずかながら有利である。しかし、3%ポイントの差は激戦になる可能性が高いことを示唆している。

接戦州バイデントランプマージン
アリゾナ49%43%+6 バイデン
フロリダ47%44%+3 バイデン
ペンシルベニア49%43%+6 バイデン
ウイスコンシン52%41%+11 バイデン

CNNが1日に報告したノース.キャロライナ、ミシガン、アリゾナ、ウイスコンシンの4州でバイデン対トランプの競争はすべてバイデンがリードしている。

接戦州バイデントランプマージン
ノース.キャロライナ51%45%+6 バイデン
ミシガン53%41%+12 バイデン
アリゾナ50%46%+4 バイデン
ウイスコンシン52%44%+8 バイデン

同じく1日のワシントン.ポスト/ABCニュースの世論調査に基づく解説によると、ペンシルベニアではバイデンはトランプの44%に対して、バイデンは51%である。一方、フロリダではトランプの支持率は50%で、48%のバイデンより有利である。つまり、トランプが楽勝しなくてはならないフロリダでは接戦になることを示唆している。更にトランプはウイスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアなどで勝利する必要がある。そうでない場合、バイデンは地滑り的な勝利をする可能性が高くなる。

次に、重要な接戦州として見られているこれら6州での上院議席の競争は、ウイスコンシンとペンシルベニアを除き、接戦になる可能性がある。上院多数派リーダーのミッチ.マコーネルは、トランプの指名判事エイミー.コニー.バレットを最高裁判事として、選挙中に命任したことが上院共和党の再選に有益であると述べた。事実、アリゾナ州では、当ブログの10月11日の調査で、共和党現役のマーサー.マクサリー(42.8%)は民主党挑戦者の元宇宙飛行士のマーク.ケリー(50%)にかなりリードされていたが、現在激戦になる可能性が高くなっている。ノース.キャロライナでも民主党挑戦者のカム.カニンガム(47.5%)は同時期に共和党現役のトム.ティリス(42.3%)に5%ポイント以上リードしていたが、現在その差は縮まっている。

接戦州名民主党支持率共和党支持率
アリゾナケリー50%マクサリー48%
ウイスコンシンボールドウィン50%ヴクミール39%
フロリダネルソン41%スコット43%
ミシガンピーター52%ジェイムス46%
ペンシルベニアケーシー51%バルレッタ%38%
ノース.キャロライナカニンガム47%ティリス%44%

日曜日の1日、トランプはミシガン、アイオワ、ノース.キャロライナ、ジョージア、フロリダの5州で多忙なスケジュールに追われ、彼自身がバイデンに追いつくために苦心しているようである。また、これらの州で上院議会の議員らは再選に直面している。一方、バイデンは重要な接戦州のペンシルベニア州フィラデルフィアとピッツバーグの二箇所で集会を行っている。バイデンは主要メディアが重視している6州で、全てトランプをリードしているため、彼の勝利の可能性はトランプより遥かに高い。特に、ミシガンとウイスコンシン州ではほぼ確実にバイデンが勝利し、アリゾナ、ペンシルベニアおよびノース.キャロライナでも勝利する可能性があり、激戦が予測される接戦州はフロリダだけである。バイデンは、最終のキャンペーンでペンシルベニア州に力を入れているようであり、一部の地域では両氏にとって厳しい戦いになる可能性があることも示唆している。しかし、再選の熾烈な競争に直面しているとは言え、ライバルに対するキャラバンの脅しを喜ぶ大統領の行動は正常ではない。

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