トランプと彼のチームが選挙の虚偽情報を拡大しようとしている為、ニューヨーク.タイムスは今週の月曜と火曜日、全州の選挙当局に電話でのインタビューを実施し、本格的な選挙不正はないことを確認した。昨日共和党の著名人はウォール.ストリート.ジャーナルでのオプエドで、選挙結果を変えることはできないと警告した。また、国土安全保障当局は米国の選挙は歴史的に安全であったと宣言した。12日複数の上院共和党議員は、ジョー.バイデンに安全保障の要旨説明を提供するべきであると声を上げた。トランプの最後の国土安全保障顧問であった共和党のジョン.ボルトンは同日、党より米国の安全保障を重視するべきであると議会共和党に警告した。複数の顧問がコロナウイルスに感染している中で、トランプは沈黙を続いている。一方、バイデンは協力や支援を受けて着実に政権移行の準備を進めている。
選挙日から9日が経過した12日もトランプは引き続き、沈黙を続けている。トランプは、小雨模様の昨日(11日)バージニア州アーリントンにある戦没者の記念行事に参加したが、スピーチを披露することはなかった。トランプは彼の大統領補佐官であるマーク.メドウズを含む数人の顧問がコロナウイルスに感染し、今日彼の選挙の虚偽情報キャーペンを先導している関係者の一部も感染した為、このキャンペーンは弱体化している。また、選挙前にトランプが頻繁に出演していたフォックス.ニュースはバイデンの勝利を支持し、9日にホワイトハウスの報道官であるケイリー.マケナニが、トランプの不正投票の表現を繰り返しアピールした瞬間に彼女の話を切断するというエピソードがあって以来、トランプと彼の弁護士はツイートで、選挙の虚偽情報を促進している。しかし、12日、国土安全保障省のサイバー.セキュリティおよびインフラ.セキュリティ局のディレクターであるクリストファー.クレブスは合同声明の文書で、2020年の選挙は「米史上最も安全であった」と宣言した。
10日ニューヨク.タイムス(NYT)は、9日と10日にすべての州の最高選挙責任者の事務所に連絡を取り、違法投票の疑いがあるか、またはその証拠があるかどうかを尋ねた。 45州の当局者は同紙に直接回答した。 残りの4州について、同紙は他の州全体の役人と話し、州の長官からの公的声明を発見した。その結果、同紙は「投票に関する大きな問題は報告されていない」と伝えた。全国の選挙最高責任者は危険なパンデミックの困難性に直面しているにもかかわらず、インタビューと声明の中で「記録的な投票率とこのプロセスは目覚ましい成功を収めた」と述べたことを報告した。オハイオ州の州務長官である共和党のフランク.ラロースは、「選挙について真実ではないことを発明するための優れた人的能力があります。陰謀説、噂、そして、それら全てが横行しています。何らかの理由で、選挙はそのタイプの神話を生み出します」と言った。カンザス州の共和党州務長官スコット.シュワブの広報担当者は10日「カンザス州では不正投票、脅迫、不正、投票に関する問題など、広範にわたる体系的な問題は発生しませんでした。私たちは、選挙がこの時点まで進んだ事態を非常に嬉しく思います」と伝えた。
共和党州で最大の選挙人数を保持するテキサス州の州全体の選挙を監督する当局者は繰り返される問い合わせに応じなかった。しかし、人口が多いテキサス州最大の郡であるハリス郡の最高選挙責任者のスポークスマンは「小さな問題の発生はわずかであり、非常にスムースな選挙が行われた」と述べた。10日、テキサス州の共和党副知事ダン.パトリックは、不正選挙の報告があった場合、それに報酬を与える為100万ドルの基金を設置すると発表した。一部の州は、すべての選挙に共通する小さな問題について説明し、それらに対処していると述べた。違法または二重投票の幾つかの事例、いくつかの技術的な不具合、および数字的な幾つかのマイナーなミスがあったことを報告した。すべての州の当局者は、認証プロセスに進む上で、投票結果の見直しは、独自に実施している。NYタイムスはインタビューと調査の結果、全米の州の選挙当局者は不正があるどころか、Covid-19の危機の中で、前代未聞のスムースな投票集計を実施することができたと結論を報告している。
トランプはまだ、次期大統領バイデンの政権移行を無視している為、11日内外の共和党が声を上げ始めた。ジョージ.W.ブッシュ政権下で、元上級顧問および副首席補佐官のカール.ローブはウォール.ストリート.ジャーナルでのオプエドで「この選挙結果は覆されることはない」とのタイトルの記事を投稿し「波乱に富んだ不安な年でした。致命的なウイルスが警告なしに襲い、ほぼ25万人のアメリカ人の命を奪いました。封鎖は個人的なルーティンを破壊し、突然の深刻な不況は、多くの家族を窮地に追い込みました。そして今、回復はロケットのように幾つかを持ち上げますが、発射台には多くものが残されたままです。なぜ、2020年を誤解の選挙で終わらせないのですか」と述べ、再集計で、票差が数百変わることはあるが、数万変わることはないと警告した。複数の接戦州で数十または数百の不正投票、ミス、不規則な投票に対する訴訟を提起しているトランプの法務チームに対して、時間の無駄であるとことを示唆し、それよりも多くの州で、病院の収容数が満員になっている現在、危険なコロナウイルスに取り組む必要があることを促した。
同日、MSNBCのMTP Dailyの中道系ホストであるチャック.トッドとのインタビューで、トランプの元国家安全保障顧問であった保守派のジョン.ボルトンは、トランプが選挙詐欺に関して、彼は選挙結果を追求する権利はあるが「有効な法的議論と説得力のある証拠」を提供していないと指摘した。また、共和党議員らは、彼らがトランプに「恐れている」可能性があることにも触れ、トランプの言動に左右されず、「党より米国」の安全保障に焦点を当てるべきであると語った。また、移行プロセスについて、共和党は明らかにバイデンに「借りがある」と述べ、前大統領オバマがトランプにスムースな政権移行を援助したことを回想させた。さらに、ボルトンはトランプが「保守派であるとは思わない」と述べ、2024年に正統派の保守派を選出させる努力に目を向けることの方が賢明であると指摘した。
政権移行の準備に集中しているバイデンはより多くの世界の指導者と話し、韓国の大統領に会うことに同意していると報告されている。ニューヨーク.タイムスによると、11日、上院監視委員会の主要メンバーであるオクラホマ州の米国上院議員ジェイムス.ランクフォードは、同州タルサのKRMGラジオのインタビューで次期大統領のジョセフ.バイデンが大統領の毎日の要旨説明を受けることに異議はないことを明確にした。彼は「それが週末までに始まらなかった場合、私は介入します。選挙の結果に関係なく、どの方法であれ、人々はその実際の任務に備えることができます」と述べ、彼は要旨説明を受ける必要があると述べた。12日、さらに他複数の共和党は、ランクフォードに続いて同様の声を上げた。上院議会で2番目の多数派リーダーであるでジョン.コーニン、ロン.ジョンソン、チャック.グラスリー、リンジー.グレイアムを含む複数の共和党上院議員はバイデンが毎日の諜報要旨説明にアクセスできるようトランプ政権に促した。コーニンは「私は、それをリスクの高い提案とは考えていません。それは移行の一部だと思います」と記者団に語った。
内外の共和党が声を上げ始めた為、トランプと彼の同盟による選挙結果への挑戦には限界があることを示唆している。次期大統領は伝統的に、就任前に米国が直面している脅威について学ぶために諜報機関から日々の要旨説明を受けている。バイデンは前代未聞の妨害に直面しているが、オバマ政権下で幅広い人脈があったバイデンと彼のチームは多方面から多数の人々の協力を得ている。トランプ政権を最近辞職した人々に連絡をとり、情報の提供を受けているとワシントン.ポストが伝えている。トランプがあまりにも多くの善良な人々を解雇した為、最新の情報を得ることにはさほど困っていないようであるが、バイデンはトランプと彼の仲間を刺激し、益々バイデンを攻撃するような結果にならないよう、目立った行動を控えているようである。また、ほとんどの政権の部署は引き渡しの書類を準備したが、トランプはバイデン.チームとのコンタクトをブロックしている為、連邦資金、トランプ政権の文書を含む資源と建物のスペースを得ていない状況である。厳しい政権移行に直面している次期大統領バイデンと彼のチームは、全ての妨害を無視し、1月20日の就任式、海外のリーダー達と会談する計画など、着実に全ての準備を進めている。加えて、移行チームは連邦支援を受けており、ホワイトハウスから約1.5 Kmの場所にあるハーバート.フーバー.ビル内にある商務省を収容している10,000平方フィートのスペースを使用することが可能である。しかし、Covid-19の蔓延の為、コミュニケーションはバーチャルで行われている。バイデンは12日、オバマ政権下でホワイトハウスのエボラ対応コーディネーターを経験した弁護士のロン.クラインを彼の大統領補佐官として任命した。