プーチンによる暗殺の主張は大規模なテロ攻撃の前兆?

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多数のロシア人が死亡および負傷していると報告されている中で、ロシアの大統領ウラジミールプーチンは、ウクライナが二つのドローン(無人機)を発射し、彼を暗殺しようとしたと主張した。ウクライナとペンタゴンは、その証拠がないと反応しており、ウクライナ当局は、ロシアがウクライナに対して、大規模なテロ攻撃を計画している可能性があると見ている。ロシアのウクライナ侵攻による戦争は、益々悲惨な状況になっているようである。

国家安全保障会議のスポークスマンであるジョン・カービーは3日の記者会見で、12 月だけで約 20,000 人のロシア人が複数の地域で戦死し80,000人のロシア人が負傷したと述べた。クレムリンはウクライナの抵抗を打破するため、多方面からの攻勢の準備を整えている中で、ウラジーミル・プーチン大統領の軍事力はひどく劣っていることを示唆した。ワシントン・ポストの3日の報告によると、米国政府は、ウクライナの損失の範囲について公表することを拒否している。 他いくつかの米国の秘密は、2 月下旬にオンラインで漏れため、2022年 2月にプーチンの本格的な侵攻が始まって以来、最大 17,000 人のウクライナ兵が戦死したことを示していた。機密文書によると、戦争の最初の12か月間で、42,500人ものロシア軍が戦闘で死亡した。最新の西洋の評価集計によると、戦争が始まって以来、ロシアとウクライナの両方で、推定360,000人以上の死者と負傷者を出したと言う。当局者とアナリストは、この状況がさらに悪化する可能性があると予測している。この評価は、米国とその同盟国が、強力な兵器をウクライナに提供し続けている時に来ており、米国の当局者は秘密裏に、キエフの反撃がおそらく「ささやかな領土獲得」のみであり、流血はどちらの側にも勝利をもたらすことなく、この戦争は2024年まで続くと判断している。兵士の死者および負傷者の数はロシアとウクライナの両方で増加し続けることを示唆している。

ワシントン・ポストの報道によると、この状況下で、ウラジーミル・プーチンはウクライナが二つの無人機の攻撃で、彼に対する暗殺を試みたと公的に主張した。水曜日(3日)クレムリンはウクライナがプーチンを殺害することを意図したドローン攻撃を行なったと非難した。ロシアは、当時プーチンは建物にいなかったものの、攻撃を阻止したと述べた。暗殺未遂の申し立ては、水曜日の午後、クレムリンの報道機関がロシアの国営通信社と共有した声明で、「キエフ政権はロシア大統領のクレムリンの住居に無人機攻撃を試みた。2機のドローンがクレムリンを狙った」と述べた。クレムリンは、第二次世界大戦でナチス・ドイツを打ち負かすのにソ連が果たした役割に言及し、「これらの行動は計画されたテロ行為であり、5月9日に赤の広場で大規模な軍事「パレードである戦勝記念日の前に実行されたロシア大統領の生命に対する試みであると見なしている。ロシアは、クレムリンへの攻撃の試みに対して、適切と思われる場所と時期に対応する権利を留保する」とその声明は述べている。

ウクライナは即時に、クレムリンの主張を拒否した。ウクライナの大統領ヴォロディミール・ゼレンスキーの報道官は、キエフは「クレムリンに対するいわゆる夜間攻撃に関する情報はない」と述べた。ウクライナのセルヒー・ニキフォロフ報道官は、BBCのウクライナ語サービスで、「ゼレンスキー大統領が繰り返し述べているように、ウクライナは利用可能なすべての軍隊と手段に自国の領土を解放し、他国を攻撃しないように指示している」と語った。米国国務長官のアントニー・ブリンケンは、ワシントン・ポスト・ライブのイベントで、「モスクワで起きたことは、5月9日の前に明らかに状況を悪化させたものであり、対戦相手からの予想された作戦です。」と述べ、米国は攻撃の報告を確認できないと語った。ゼレンスキーの顧問ミハイロ・ポドリャクは、ロシアの告発は「予測可能」であり、モスクワが「大規模なテロ攻撃を準備している」ことを示唆している可能性が高いと述べた。ポドリャクは「だからこそ、まずクリミアで破壊活動を行っているとされる大規模なグループを拘束し、次に『クレムリン上空で無人偵察機』のデモンストレーションを行います。第一に、ウクライナはもっぱら防衛戦争を繰り広げ、ロシア連邦の領土内の標的を攻撃しません。何のために? これでは軍事問題を解決しません。しかし、それは民間人への攻撃を正当化する根拠を(ロシアに)与えています。」とツイートした。

ビデオ映像を検証したニューヨーク・タイムスによると、ビデオは、2 つの空中物体が建物のドーム型の屋根に向かって飛んでいる様子を示している。ひとつは南から来て、別のひとつは東から 15 分後に接近している。両方が爆発し、ひとつは短時間の火災を引き起こしたが、爆発が衝撃で起こったのか、直前に起こったのかは不明である。連邦政府が資金提供する組織であるバージニア州アーリントンにある海軍分析センターのロシア研究プログラムの軍事専門家サミュエル・ベンデットは、物体がドローンである場合、 クレムリンに近づくにつれて軌道が変化した可能性があるため、攻撃の方向に基づいて発射された場所を特定することはできなかった。ベンデットは、物体が計画通りに爆発したのか、防空システムによって撃ち落とされたのか、ビデオからは不明であると述べた。ロシアはドローンを撃墜し、爆発による被害は最小限で、負傷者はいなかったと述べた。現役および元米当局者はタイムス紙に対し、「爆発はロシアによる偽旗作戦である可能性がある」が、それを知るのは時期尚早だと語った。当局者は、米国の諜報機関は何が起こったかを調査中であると述べた。ドーム型のクレムリン構造には、ロシア上院、プーチンの事務所、彼が時々滞在するアパート、式典ホール、大統領図書館がある。ロシア当局者によると、プーチンは爆発当時、クレムリンから約20マイル離れたモスクワ郊外の自宅にいたという。クレムリン上空でのドローン飛行はすでに禁止されていた。

つまり、5月9日はソビエト連邦が、第二次世界大戦でナチス・ドイツに勝利した祝日である。この日に軍事パレードを計画しているプーチンは、ウクライナがその前にプーチンを暗殺するために彼のクレムリンの住居を無人機で攻撃したと証拠を提示せず公的に表明した。キエフは、ロシアが「大規模なテロリスト」攻撃を開始するためにその虚偽の主張を使用する可能性があると警告している。事実、調査機能を持つニューヨーク・タイムスは、爆発の背後にウクライナがいるとの証拠をロシアが公開していないと述べている。特に、ウクライナがその事実を否定し、「ウクライナの反撃から注意をそらすため、そのような偽状況を作り出していることが、米国当局の調査によって判明した場合、それは単なる恥では済まないと思われる。現在、ウクライナでの戦争は、推定死者数も含めて、想像に絶するほど醜く悲惨なものになっていることを示唆している。一方、ロシア兵士には動機がないため、戦いに参加しないロシア兵士が多数存在することも最近再度報告された。徴兵された兵士の多くは、彼らがどこで、何のためにウクライナで戦うのか理解していないため、引き続きウクライナでの戦いに参加せず、武器やタンクを放棄し、逃亡したロシア人がいると報告されている。しかし、その逃亡に成功しなかった一部の兵士は逮捕され、ロシアに送還されている。ロシアでは、多くの家族が悲惨な息子の死に直面しても、プーチンの決定に苦情および批判する人々は逮捕され長期的に投獄されている。プーチンの戦争は、ロシアをこれまでの権威主義国から独裁的且つ国家への完全な服従による政府のシステムによる全体主義へと動かしているとの見方もある。

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