9月3日は米国が236年前パリ条約に署名した日

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米国至上、最も意義深いイベントのひとつは1783年9月3日にパリで、米国、英国、フランス、スペインがイギリス王ジョージ3世と共に、パリ条約に署名したことでアメリカの独立戦争を公式に終えことである。パリ条約は様々な困難を乗り越えて成就した結果であるため、その意義は深淵である。この画期的な歴史は近年のプレジデンシィと比較する機会を与えるかもしれない。

1782年の予備条約に基づいて、米国の独立は承認されていたが公式の署名は1783年9月3日まで行われていなかった。236年前のパリ条約の意義は ① アメリカの独立戦争を公式に終えたことである。ベンジャミン.フランクリンを含む5人の代表者は英国との和平条約の交渉を担う役目を果たし、英国は革命戦争を終わらせるためにアメリカ人と和平交渉を行う事に同意した。1781年のヨークタウンの戦いでアメリカは勝利したため、イギリスの交渉者はアメリカの独立を考慮するきっかけとなり、和平交渉をもたらした。これにより、英国、フランス、スペイン、オランダの同盟国との間に平和を確立した。結果的に、② 英国人が米国の独立を認めたことである。それはミシシッピー川から、スペインが保持していたフロリダに至るまでの領土を持つ独立国家として、英国が認識したことである。③ これによって英国の植民地体制は北米で終焉を迎えた。④ アメリカ西部の拡大を可能にする米国の境界線が確立されたことである。

英国からの独立の戦いは波乱万丈であり、署名に至るまで様々な紆余曲折があったことは言うまでもない。国務省のアーカイブによると、イギリス政府の内部紛争に加えて、英国は「和解の一環としてのアメリカの独立を拒否した為、英米交渉は停滞していた。英米交渉は1782年10月及び11月に最終段階に入った。米国はニューファンドランドの漁業権を獲得することに成功し、西部国境は航海権(後にスペイン政府が阻止する)とともにミシシッピーにまで及んだ。イギリス軍の平和的撤退に伴う米国の独立の承認に対する見返りとして、合意には米国が民間債務を尊重し、ロイヤリストの財産の差し押さえを確実に終える条件が含まれていた。1782年11月30日、米国の交渉者ベンジャミン.フランクリン、ジョン.アダムス、ヘンリー.ローレンスおよび和平交渉中に米国がすでに独立していることを認めなかった英国に強く対抗したジョン.ジェイは英国を代表したリチャード.オズワルドと予備協定に調印した。この協定は、英国とフランス間の和平協定が締結するまで非公式であった。1783年1月20日スペイン、フランス、イギリス、アメリカの代表者は暫定平和条約に署名した。敵対行為の終結を宣言するまで、複雑な領土の入手方法と再分配、国境地域の定義など様々な論争と紛争があった。つまり、1783年9月3日にパリ条約の公式署名に至るまで、様々な問題に直面したことは言うまでもない。

英国からの独立を成就した当時の米国の指導者の中でジョン.アダムスは米国建設初期の大統領であるが、初期の大統領や建国の父を近年の大統領と比較する必要があると思うことがある。明らかに初期の大統領らは議会との連帯を重視し、米国と同盟国を優先した。彼らは政府と世界事情での中核的存在であり、大統領のパワーは議会を動かす原動力であった。しかし、近年そのような大統領が議会メンバーを触発するような姿はほとんど見られない。特に10年以来、議会がイニシアチブを取ることもなく、無能、怠慢、党利党略に起因する機能不全は前代未聞のレベルに達している。更にここ数年、大統領が議会メンバーに対し、リーダーシップを発揮することで、超党派で練られた法案への取り組みを促す姿さえ見られない状況である。10年前、初めて混血(白人/黒人)の大統領が誕生した時、上院議会多数派リーダーは彼を「一期のみの大統領で終わらせる」と公的に宣言し、大統領の譲渡に基づく政策提案の姿勢は全て無視された。そのような捻れた議会で前政権から続いている機能不全は、個人のビジネス利益を優先する大統領に引き継がれた後、更に悪化している。銃の暴力により異常な頻度で発生する大量殺戮事件で危機に直面している米国の大統領が議会に助言することで、多数の米国市民の人命が救われるかもしれない時、過去の大統領より週末にゴルフをする頻度が高い大統領は彼の所有するクラブで過ごしている。利益のため来年のG7は彼のゴルフ.クラブで開催すると宣言しているような大統領は過去に類を見ない。時代が変わったとは言え、過去と現在のプレジデンシィ(大統領職)のあり方はあまりにも違うイメージがあると感じる人々は多いはずである。

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