カキストクラシーとは何か?

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トランプ政権を最近カキストクラシーと呼ぶ批評家たちがいる。カキストはギリシャ語でbad (悪い)を意味し、クラシーは政府を指し、power (権力)又はauthority(権威)に言及する。近年、台頭したカキストクラシーは、土曜日(20日)に開催されたオクラホマ州タルサでの集会でもその一例を描写している。オンラインで組織化した数百人の10代は、トランプの集会の参加数を操作する事で、大統領に「一撃を加えた」という驚異的なエピソードが報告されている。

ケンブリッジ辞典によると、カキストクラシー(kakistocracy)とは国が「最も適さない、能力がなく、または経験の少ない人々によって統治される政府のこと」である。カキスト政権は、愚かで無知な政府によって統治されている。行政の完全性の全面的欠如は、現在、私たちがカキストクラシーに住んでいることの証拠である。従って、「私たちはカキストクラシーの新しい時代に生きています。ここにあるのは、世界で唯一のカキストクラシーです」というような使用例を説明している。カキストクラシーは特に新しい言葉ではなく、17世紀のギリシャで使用されるようになった。米国のメディアは、トランプ大統領が2017年1月20日に正式に宣誓した半年以上が経過した頃から、トランプ政権をカキストクラシーと呼ぶようになった。2018年4月のガーディアンによると、元CIAディレクターのジョン.ブレナンはツイッターでドナルド.トランプが「カキストクラシー」を運営していると非難した。このツイートにより、Merriam Webster辞書のオンライン版を使用して、単語を検索する人々は13,700%増加した。これらの好奇心旺盛な人達は「最悪の人々による政府」という簡潔な定義を発見した。

ワシントン.ポストは同時期に、ジョン.ブレナンがこの言葉を使用したことで注目を集めたとし、370年以上前から使用されている古い言葉であると述べた。又、カキストクラシーは「泥棒による政府」を意味し、2017年のトランプ就任後から、批評家によって「大胆に使用」されてきたと述べている。2017年トランプが就任した頃、経済学者のポール.クルーグマンは、トランプ大統領について、ニューヨーク.タイムスの記事で「アメリカのカキストクラシー: 最悪の支配」という言葉を広めた。2019年3月25日タイムスに寄稿したクルーグマンは「ドナルド.トランプが主要な政策的立場に多数の党派的でお金で動く無資格者を任命したことは秘密ではありません。数か月前、同僚のゲイル.コリンズは読者にトランプの最悪のキャビネット.メンバーを選ぶ手助けをするように依頼しました。適格な応募者が非常に多かったため、これは難しい選択でした。しかし、トップの仕事が体系的に無資格者に行くので、腐食の避けられないプロセスがあります。 自然災害などに対する政府の対応の悪化がすでに見られます。これから益々大きな災害が発生するでしょう。そして、それらの災害への対処を担当する人々は、最悪の事態になるでしょう」と警告していた。

コロナウイルスはトランプが就任して以来、最初の主な危機的災害であるが、「未経験で無能な人々が運営している」彼の政権は対処に遅れただけではなく、全く逆の行動を取っていたことは既に知られている。感染率及び死者数はわずか数週間で世界一に達した。トランプは20日タルサでの集会を行なったが、彼のキャンペーンの職員の6人は、COVID-19試験で陽性と判断された為、集会に参加することができなかった。トランプ及び彼のほぼ全員の側近らは普段からマスクを着用していない為、トランプの集会に参加した人々はほとんどマスクを着用していなかった。行うべき事を正しく行う能力がないこともカキストクラシーであるなら、これもその一例である。タルサではちょうど感染数が増加し、同市はマスクを要請し、会場前で配布するという努力をしていたにも関わらず、会場に入った彼らはほとんどマスクを利用していなかった。オクラホマ州では18日にCOVID-19の件数は450件増加し、17日に報告された日々260件の記録を超え、20日のトランプの集会とタルサでの抗議活動により、感染は急増したと報告されている。この集会でトランプは、感染の「テストを減速するべきである」と述べた。彼の側近の一部は、大統領が「明らかに冗談を言った」と擁護したと報告された。それは、対処すべきことの逆行動だからであり、カキストクラシーの最新例である。

加えて、トランプ政権は集会前に、100万の座席の申込みがあり、最大容量19,000の座席は全て満席になると予告していたが、実際の参加者の規模はわずか6,200(CNN、ニューヨーク.タイムス[NYT])人から 6,500人(ワシントン.ポスト)であった。22日のNYTによると、タルサの消防局は約6,200人が参加したと報告した。トランプの集会参加規模が衝撃的に予想より小さかった驚異的な理由がある。NYTの同記事によると、オンラインで組織化したTikTokと呼ばれる数百人の10代のグループは、集会に参加する意図は全くないものの、参加者の数を膨大させる為、悪戯で座席の申込みをしたという。下院議会で最も若い民主党議員のアレクサンドリア.オカシオ.コーテツは、トランプ.キャンペーンが「TikTokの10代の若者にロックされた」とツイートした。共和党戦略家のスティーブ.シュミッツは「アメリカの10代の若者たちがドナルド.トランプに対して非情な一撃を加えた」とツイートした

この日は副大統領のマイク.ペンスが歓迎のスピーチを披露する予定であったが、それもキャンセルされ、VIP席及び来賓席のほとんどが空ていた。衝撃的な空席を目撃したトランプは、この日の集会でほとんど愚痴と弁解に集中していた。同市は感染の拡大を懸念していたが、そのような懸念を無視し、感染を防ぐ為の何の努力もせず、再選に必死になっているトランプは、まさに「最悪の政府」のリーダーとしての側面を見せた。彼の前国家安全保障顧問のジョン.ボルトンは、トランプ政権がいかにカキストクラシーであるかを記録した本をまもなく出版する予定であると伝えられている。

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