大統領選の最終段階に入った今日、全ての攻撃を乗り越えたバイデンは、最後の討論会後に、明白な勝利の兆しがある。失業、経済崩壊に直面しているアメリカの大多数は、引き続き制御不可能なコロナウイルス感染の蔓延を懸念していることを示唆する世論調査が今日公開された。最も顕著な兆候は重要な接戦州のひとつであるテキサス州で最近まで、バイデンよりトランプが有利であったが、25日の今日、バイデンがリードし、立場が逆転したことが報告されている。コロナウイルスの蔓延において、同州の有権者のトランプに対する確信は二桁台で減少した。加えて、今年は早期投票参加が前代未聞の規模で増加しており、選挙まで約一週間が残されている現在も引き続き、バイデンが勝利する可能性が高い。
今年の早期投票の増加は前代未聞であると言われている。22日に更新されたUSA Todayによると、早期投票参加は全国で記録を打ち破っている。ノース.キャロライナ州、ジョージア州、ミシガン州を含む接戦州で、2016年の投票率全体の約40%を超えている。21日午後の時点で、4,200万人以上が直接または郵送での早期投票を終えており、参加率は2016年の同時期で600万人が早期投票した時の7倍に相当する。25日の早朝までには5,700万人が早期投票を終えたと報告されている中で、早期投票数を分単位で追跡しているフロリダ大学の政治学准教授マイケル.マクドナルドは、選挙の前日までに8,500万人が投票する可能性があると述べている。ウイルス蔓延のため、前例にない規模で郵便投票が増加していることが早期投票を促進している要因であるが、保守派州であるサウス.ダコタでは、民主党の登録有権者は共和党有権者を11.7%ポイント上回っていると今月初旬に報告された。投票参加率が高い場合、一般的に民主党に有利である。これらの状況はバイデンのキャンペーンが歓迎したと言われている。
日曜日(25日)に公開されたABCニュース/イプソスの最新の世論調査によると、トランプ大統領とジョー.バイデン前副大統領に対する好感度は夏以来変化していない。トランプに対する好感度は現在わずか35%であり、57%は彼に好意を持っていない。一方、バイデンに対する好感度は現在44%であり、好意を持っていない率は43%である。現在、トランプのコロナウイルスへの対応を支持する率は38%であり、10月初旬の35%から増加した。3%ポイントの向上は主に「南部に住む回答者の態度の変化」によって推進されている。その南部地域では、同時期の39%から45%に改善した。しかし、総体的にほとんどのアメリカ人は、コロナウイルス感染の可能性について引き続き懸念を抱いている。現在、4分の3(78%)は、自分自身または知人が感染することを「ある程度または非常に懸念」している。
また、最近のバイデンとトランプの全国の支持率は、バイデンが平均8.5%ポイントの安全圏内でトランプをリードしている。Real Clear Politicsがまとめた最新の複数の調査はすべて、バイデンがトランプより有利である。
| 調査機関 | 期間 | バイデン | トランプ |
| IBD/TIPP | 10/20 – 10/24 | 51% | 45% |
| Economist/YouGov | 10/18 – 10/20 | 52% | 43% |
| Reuters/Ipsos | 10/16 – 10/20 | 51% | 42% |
| Quinnipiac | 10/16 – 10/19 | 51% | 41% |
前大統領のバラク.オバマが援助しているバイデンのキャンペーンとトランプは先週からほとんど接戦州での集会に焦点をあてている。現在、両陣営は激戦になっているアリゾナ、アイオワ、フロリダ、オハイオ、ペンシルベニア、テキサス州でキャンペーンに力をいれているようである。注目されている13の接戦州での両氏の支持率を見ると、幾つかの接戦州では、熾烈な競争になることを示唆している。25日にReal Clear Politicsが更新した接戦州のバイデン対トランプの支持率比較は以下の通りである。
| 接戦州 | 調査機関 | 調査期間 | バイデン | トランプ |
| フロリダ | CBS New/Y.G | 10/20 – 23 | 50% | 48% |
| ペンシルベニア | Fox News | 10/17 – 20 | 50% | 45% |
| ウイスコンシン | Fox News | 10/17 – 20 | 49% | 44% |
| ノース.キャロライナ | CBS New/Y.G | 10/20 – 23 | 51% | 47% |
| ミシガン | Fox News | 10/17 – 20 | 52% | 40% |
| オハイオ | Fox News | 10/17 – 20 | 45% | 48% |
| ミネソタ | KSTP-TV | 10/16 – 20 | 48% | 42% |
| アイオワ | Emerson | 10/19 – 21 | 46% | 48% |
| アリゾナ | Susquehanna | 10/19 – 22 | 46% | 47% |
| ネバダ | LVRT | 10/ 7 – 11 | 44% | 42% |
| テキサス | Quinnipiac | 10/16 – 19 | 48% | 45% |
| ジョージア | CBS New/Y.G | 10/20 – 23 | 49% | 49% |
| バージニア | W. Post | 10/13 – 19 | 52% | 41% |
上記13の重要な接戦州で、トランプが勝利する可能性がある州はオハイオ、アイオワ、アリゾナの3州だけであり、これは引き続き大幅にバイデンが有利であることを示唆している。テキサス州は、9月18日から10月20日まで5つの調査機関による支持率の平均がトランプ48.6 %、バイデンは46.0%であったが、25日の新たな調査で立場が逆転した。地元紙ダラス.ニュースによると、現在、バイデン(48 %)はトランプ(45%)を3%ポイント有利である。米国上院をめぐる競争でも、現役共和党の2番目のリーダーである同州出身ジョン.コーニンの競争は、民主党のM.Jヘーガーに対して9月の11%ポイントから8%ポイントに下がっている。加えて、テキサス州に潜在的な問題の兆候がある。昨年春Covid-19のワクチンが利用可能になった時に接種すると述べた同州の登録有権者の率は78%であったが、今回50%未満に減少した。保守寄りの接戦州で、世論調査を指揮した政治学者のマーク.オーエンスは「トランプ大統領に対する国民の態度は依然として、テキサス州がどちらにでも揺れる州」であると述べ、共和党州にはならないことを示唆した。9月テキサス州の32%は、コロナウイルスの蔓延から「地域社会を安全に保つトランプの能力に自信がない」と述べた。 今日、その数値は12%ポイント増加し「44%がその感情を表明している」と同紙は伝えている。
全ての状況は、何らかの不可解な事件が発生しない限り、トランプが2020年の総選挙で再選される可能性は比較的に低いことを示唆している。選挙専門家は、11月3日の深夜に全ての選挙結果は判明しないと予測している。今年はCovid-19のパンデミックにより、郵便投票は前代未聞の規模で増加し、幾つかの州は郵便投票用紙が選挙日から数日遅れて到着する事を認可しているなどの複合的な要因により、その郵便投票の集計は11月3日以降になる。11月3日に優先される集計は、投票場で直接投票した有権者の投票用紙である。従って、全ての集計が完了するまで、一週間又はそれ以上遅れると予測されている。郵便投票の場合、幾つかの州では封筒の開封から集計に至るまで、全て新たに導入された機械によって処理される。投票用紙の集計は特に重要な接戦州では、集計にミスがないかを監視する為、トランプとバイデンの双方のキャンペーンは、弁護士を含む認可されたモニターが派遣される為、トランプが述べているような不正は発生しにくい体制が構築されている。超党派の機関であるブレナン司法センターのマイケル.ウォルドマンはABCニュースのグッドモーニング.アメリカでのインタビューで有権者の「投票は集計されます。それは、かなり公正であり、非常に効率的なシステムです。有権者は自信を持って投票できる理由があります」と述べた。