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水曜日初日(15日)東部時間午前10時に始まり、午後3時に終わった上院司法委員会の公聴会で、次期大統領ドナルド・トランプから司法省の長官に指名されたフロリダ州司法長官パム・ボンディは司法省の武器化について質問を受けた。つまり、議員らは彼女がトランプから独立するかどうか、特に民主党議員の多くは、トランプの政敵リストや政敵に対する報復のトランプの発言が最大の懸念であることを示した。ボンディはトランプの圧力に直面することはないと示唆し、誰を捜査するかを決める際に「政治は関与しない」と全面的に約束した。木曜日の16日は、主に証人が証言する公聴会であり、ボンディは出席していなかった。
15日の公聴会で、議員らはトランプ次期大統領が法執行機関に対する影響力を利用して、彼に対する批判者を処罰するのではないかと懸念する民主党員と、バイデン政権が不当に保守派を標的にしていると示唆する共和党議員の双方からの質問に直面した。質問の一部は、民主党がパム・ボンディ(59歳)の指名に何らかの利害関係があると考えているかを明らかにした。複数の民主党は、トランプがジョー・バイデン大統領を含む政敵を追及すると数回発言したことに言及し、トランプに要求された場合、実際にそれを行うかと聞いた。ボンディは、民主党上院議員ピーター・ウェルチ(バーモント州)への対応で、計画についてトランプと話し合ったことはないと証言した。「政敵だからという理由で訴追されたり捜査されたりすることはありません」と述べたが、「過去4年間に私たちが目にしてきたのはそういうことです」と述べ、バイデン政権下でそのような政治的告訴が行われたとの根拠のない主張をした。
そして、ある時点で、ジャック・スミスが行ったことは「酷い」と述べた。アダム・シフ(カリフォルニア州)上院議員は、公聴会の最後の段階で、ボンディに具体的且つ明瞭な質問をした。短い会話は以下の通りである。
シフ:元共和党下院議員「リズ・チェイニーを調査する事実上の根拠を知っていますか?『はい』又は『いいえ』で答えてください」 ボンディ:「上院議員、それは仮説ですから、私はそれには答えません」
シフ:「今日ここに座っているあなたに、リズ・チェイニーを調査する事実上の根拠を知っているかどうかを尋ねているのです」 ボンディ:「上院議員、誰も私にリズ・チェイニーを調査するように頼んでいません。それは仮説です」
シフ:「いいえ、ボンディ、大統領が公にそれを要求しました。あなたはそれを知っていますよね? ボンディ:「誰も私に調査するように頼んでいません」
シフ:「しかし、大統領がこれを要求しました。私たちが何を心配すべきかわかりますか? 大統領はジャック・スミスを刑務所に入れるべきだと言いました。あなたはジャック・スミスを調査しますか?ボンディ:「上院議員、私はファイルを見ていません。調査も見ていません。ファイルを見ずに何かについて約束するのは無責任です」
シフ:「では、ジャック・スミスの調査を開始するには事実が必要ですか? 」 ボンディ:「あなたによる要約ではありません」 シフ:「大統領による要約でもありませんよね?」 ボンディ:「その通りです」
この質疑応答で、上院では2024年11月に選出されたばかりの元下院議会のベテランである民主党議員アダム・シフは、大統領が誰を調査するべきかを彼女に命令することはないかどうかを確認したことを示唆した。デラウェア州民主党のクリス・クーン上院議員は「もし、あなたの専門の司法省検察官が、事実と法律に基づいて起訴すべき事件を貴方に提起したのに、ホワイトハウスがあなたにその事件を取り下げるよう指示したらどうしますか?」と尋ねた。ボンディは 「上院議員、もし私がそんなことが起こると思っていたら、今日ここに座っていることはないでしょう。そんなことは起こりません」と答えた。又、同委員会の民主党トップ上院議員ディック・ダービン(イリノイ州)は「間違ったこと、違法なこと、違憲なことをするよう求められた場合、大統領に『ノー』と言えるかどうかを知る必要があります」と述べ、ボンディが上院での最初の弾劾裁判でトランプ大統領の代理人を務めていたことを指摘した。ルイジアナ州選出の共和党上院議員ジョン・ケネディは「起訴する名前から始めて、その後に犯罪を探すのか」と尋ねた。ボンディは「もちろん、そのようなことはありません」と答えた。他、多くの民主党議員らは、彼らが重要であると考える別の質問を提起した。例えば、エイミー・クロバッシャー(モンタナ州)は「投票権を保護しますか」と聞いた時、ボンディは「はい」と答えた。また、トランプはメディアも罰すると示唆しているため、記者らによる言論の自由を保護するかという質問にも「はい」と答えた。
今日16日、パム・ボンディの証言者に焦点を当てた公聴会が開催され、上院司法委員会の共和党委員長チャック・グラスリー(アイオワ州)は、水曜日の公聴会で、フロリダ州司法長官の経歴があるボンディは「十分に適任者」であるとの見解を示した。同氏は15日の議論で、彼女の法の支配への取り組みが中心テーマであったと述べ、「ほぼ30年の経験」のある彼女は、「この国の司法省が今切実に必要としているものを実現すると私は信じています」と述べた。一方、民主党上院議員のリーダーの一人であるディック・ダービンはボンディが2020年の大統領選挙でトランプが敗北したと明言せず、2021年1月6日の国会議事堂襲撃を軽視し、トランプの敗北後に平和的な権力移行があったと彼女が述べたことへの失望を表明した。ダービンは、トランプが就任後すぐに、刑務中の暴徒らに恩赦を与えると公表しているため、「特に暴力の罪を犯した者は、大統領就任の日に恩赦を受けるべきではない。だから、少なくとも彼女の答えには失望した」と述べた。ボンディは、1月6日の暴動参加者に対する恩赦の可能性について、トランプ次期大統領にどう助言するかとダービンに質問され、それぞれのケースを見て大統領にアドバイスすると述べ、法執行官に対する「いかなる暴力」も間違っていると述べたが、恩赦を支持するかどうかの明白な答を避けた。
要するに、パム・ボンディに対する主な質問は、彼女がトランプから独立する立場を維持するかということであった。次に重要な課題は政敵に仕返しをすると誓っているトランプの発言に関連していた。民主党議員らの強い関心は、彼女が2020年の選挙否認者であった為、政敵を訴追すると表明しているトランプが司法省の行動に影響を与えようとする同氏の試みにどう対処するかであった。又、民主党はトランプとボンディとの利益相反についても懸念を表明した。ボンディは2019 年11月の最初の上院弾劾裁判で、トランプを擁護した一人であり、トランプが敗北した2020年の選挙結果を覆そうとしたトランプの「選挙は盗まれた」運動に参加し、トランプの虚偽を増幅した一人であり、トランプは彼を捜査した検察官や議員、彼を批判した人々に対する捜査を求めているからである。従って、大多数の民主党は不安があることを率直に表現したことが強烈な印象であった。テッド・クルーズを含む複数の共和党議員らは、トランプが連邦事件では選挙転覆事件と機密書類に対する不法な取り扱いを含む一連のトランプに対する司法省の調査は、バイデン大統領と彼が任命した司法長官のメリック・ガーランドが、政敵に対して司法省を武器化したと証拠もなく主張したが、トランプがどのような違反を犯したかの論議を避けた。ボンディは、過去に強固なトランプ擁護者であったことから、議員らの質問に対する回答方法に慎重であることを示唆した。例えば、「2020年の大統領選に勝利した候補者は誰ですか?」と聞かれた時、「ジョー・バイデンです」と答えず、「ジョー・バイデンが大統領です」と答えた。質問に対するこの微妙な違いは、彼女が過去に行った活動に支障のない方法で答えていることを示唆している。