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司法省長官代行のトッド・ブランシュ氏は米国上院議会によって昨日7日午前中まで認可されていませんでした。二人の上院議員らが、反武器化資金と税務調査関連の公式文書を確認し、賛成票を投じる意思を表明した後、穏健派の女性二人の共和党議員が反対票を投じると公表し、一人の男性議員がブランシュを支持することに7日の午前中まで迷いがあった為です。しかし、午後になり、支持を表明したため、米国上院議会は、ブランシュ氏を認可する状況になっていますが、投票スケジュールは現時点で明白ではありません。現政権下での共和党多数派の上院議会では、非民主的な環境があります。
予備選に敗北したため、来年の新議会には戻ってこないテキサス州のベテラン上院議員ジョン・コーニン氏および昨年辞職を発表したノース・キャロライナを代表するトム・ティリス氏は今週月曜日に、反武器化資金とトランプ大統領とその家族に対する税務調査に関連する司法省長官代行のトッド・ブランシュ氏が署名した公式文書を確認した為、翌日の火曜日(8月4日)には投票が予定されていました。しかし、両氏がブランシュ氏への支持を公表した直後に、厳しい再選に直面しているメイン州のスーザン・コリンズ氏が不支持を表明しました。その翌日、アラスカを代表し、トランプ大統領に批判的な穏健派のリサ・マーカウスキー氏が反対票を投じると発表しました。さらに、ルイジアナ州を代表する穏健派の元医師であるビル・キャシディ氏は7日の午前中まで、投票の決定に迷っていた状態でしたが、午後突然、賛成票を投じると発表したのです。
政権発足直後からの官僚候補者に対する上院議会での指名状況は約18ヶ月後の今日も引き続き、複雑な問題が浮上しています。キャシディ共和党上院議員は、2025年に保健福祉省の長官としてトランプ大統領に指名されたロバート・ケネディに対して賛成票を投じるべきかどうか迷っていました。なぜなら、ワクチンに関連する彼の公聴会での公約を完全に守るかどうかに確信がなかったからです。しかし、キャシディ氏は彼の一票がすべてを変えることを知っていました。そして、最終的に賛成票を投じると発表したのです。この彼の一票が、米国で最も重要な医療関連機関であり、人々の健康と生命に関わる部署である長官が、適切な資格に欠けたケネディ氏を最も責任のある保健福祉省の長官に押し上げたのです。現在、ケネディ氏は認可プロセスでの上院委員会公聴会での公約に反して、またキャシディ氏との約束に反して、ワクチン諮問委員会のメンバーを再編し、ワクチン研究助成金を削減し、定期予防接種の推奨範囲を限定するなど、ワクチンの供給を大幅に減少する結果となっている政策を推進しています。
キャシディ氏は、今回も8月7日の午前中まで、最も重要な位置にあるトッド・ブランシュを司法長官として認可するかどうかを決定していない最後の共和党議員となり、2025年2月とほぼ同じの状況に直面していました。しかし、7日の午後に、賛成票を投じる旨を明らかにした為、ブランシュ氏は認可される可能性が非常に高くなりました。明らかに教訓を学んでいないと思われるビル・キャシディ氏は、47人の上院民主党議員らの期待を退けました。ルイジアナ州を代表する穏健派の同氏は、「私は批判されるでしょう」と記者団に述べました。しかし、彼はトランプ氏が支持した候補者に予備選で敗北したため、トランプ氏が指名した人物に対して、疑惑があったとしても、多数派の上院共和党議員らと同様に、賛成票を投じる方が無難であると示唆しました。民主党支持の有権者は政敵とその家族の生命を脅すような行動に出ることはほとんどありませんが、反対側はそうではありません。現役大統領は、彼の政策や指名者に同意しない議員らを辛辣な言葉で批判し、政敵として対処しています。そして、ソーシャル・メディアを通して、場合によっては党派に関係なく頻繁な攻撃を行っています。これは、政治的立場を問わず、議員に向けられる脅迫の急増と相関関係があることも報告されています。
このような非民主的な環境下で、特に、投票しても採決しないことが判明している法案や官僚への任命投票は行われないため、一人の議員の投票が多大な影響を及ぼす時、本人は極度なプレッシャーに直面する可能性があります。一方、いずれもキャリアが長いメイン州のスーザン・コリンズ氏とアラスカ州のリサ・マーカウスキー氏は常に安全圏内の反対票を投じても、投票結果に悪影響を及ぼさないため、彼らは同僚に批判されることもありません。このパターンは、ミッチ・マコーネル氏が上院多数派のリーダーであった時から続いており、現在53議席で優位性のある多数派の共和党主導の上院議会でもその習慣は変化していないのです。
今回も上院議会のリーダー達は、トッド・ブランシュ氏が失う余裕のある投票数は2票であると認識していました。従って、コリンズとマーカウスキー両氏に参加しようとする3人目の共和党議員は、多かれ少なかれ、上層部からのプレッシャーに直面するのです。キャサディ氏は偶然にも昨年と今年、2年連続的に政権閣僚の中で、最も重要な2人の候補者に対する認可の鍵を握る人物となりました。キャサディ氏は、彼が投票しなかった場合、もっと不適切な人物が指名される可能性があると指摘しました。同氏は「ブランシュ氏は完璧な人物ではありませんし、ご本人もそう認めています。選択肢は、ブランシュ氏か、あるいはトランプ大統領下で省を効果的に運営できないかもしれない、さらにはブランシュ氏ほど有能ではないかもしれない別の司法長官代行かという点なのです。この投票で批判を浴びることになるでしょう。まあ、いつものことですが…」と述べました。
いずれにしても、上院議会では幾つかの非民主的側面があります。例えば、各州の人口数に応じて議員数が決定されておらず、どの州も二名ずつであることや、多くの法案投票では60票が必要であること、過半数で可決する投票でも、票が50対50に割れる可能性がある場合、副大統領が彼らの党に有利な一票を投じることによって、国民が支持しない法案が可決する場合があります。また上院議員らは、たとえ国民が選出していない場合でも大統領が指名した人物に投票しなくてはならないことが挙げられます。そして、官僚認可の投票で賛成票を投じるかどうかに迷っている上院議員は投票をボイコットする権利はありますが、現大統領下では、米国のトップに位置する官僚候補者が、その仕事に的確な能力および資格に基づいているのではなく、忠誠心が最優先となっている為、上院議員らを悩ましているのです。現大統領は、彼の政策や閣僚指名者を支持しない場合、共和党議員らを激しく批判するため、米国上院議会では、前代未聞の圧力に直面しています。ご承知のように、昼食会のため上院議会を訪問し大統領は、共和党議員らを攻撃したと6月24日に報告がありました。最も激しい攻撃を直接受けた議員はビル・キャシディ氏でした。つまり、現在の政権下では特に、上院議会の共和党議員らにとって、精神的に多大なプレッシャーに直面する環境があるのです。しかし、キャシディ氏は2027年1月に上院議会に戻る必要はなく、ブランシュ氏が就任後に公約を破った場合でもその責任を問われることもありません。同氏は7日、ブランシュ氏に関する自身の投票について記者団に語った際、「私にはトランプ氏との歴史がありますが、そうした経緯は全く重要ではありません」と述べました。