トランプ大統領の新たな弁護士に起用された元ニューヨーク市長のルディ.ジュリアニは、トランプを保護するどころか、逆にトランプの立場を悪化させている。今年初旬からトランプの弁護士らは、トランプが特別捜査官ロバート.ミュラーのインタビューに応じることに反対していたが、ジュリアニは同じく、質問に応じる必要はないと述べている。その理由について最悪の発言をしており、トランプを援助していることにはならない。トランプの弁護士らはなぜ、トランプとミュラーとのインタビューに反対しているのか?
トランプに対して、約50の質問を提起し、その質問に答えない場合、ミュラーはトランプを召喚する事が可能であると述べていたことが先日報告された。しかし、最近新たなトランプの弁護士として採用されたジュリアニは、6日ABCニュースの番組This Weekのホスト、ジョージ.ステファノプロスとのインタビューで「私たちは召喚令状に従う必要はありません。彼は米国の大統領です。私たちは、他の大統領と同じ特権を主張することができます」と述べた。何も恐れがなければ、なぜ率直に質問に答えることができないのかと聞かれ、トランプ大統領にインタビューを要請することで、なぜ彼を「偽証罪の訴追に導くのか」と逆に疑問を提起した。トランプは最近まで、数回喜んでインタビューに応じると述べているため、ジュリアニは、トランプがインタビューの要請に応じる可能性について「彼らは共謀の訴訟を起こさず、妨害もしていない。マーサ.スチュワートのように、偽証罪のために訴追するように彼を持って行くつもりだ」と語った。ジュリアニは、人々は嘘をつくと述べ、トランプがインタビューで嘘をつく可能性があることを示唆した。
また、ジュリアニはトランプが「公平に対処」される場合、インタビューに応じると数回公言していたことを認識しているようであるが、トランプがミュラーと対面することには慎重であることを示唆した。ジュリアニは「彼らがこのように行動した後ではない」と述べ、「大統領にミュラーと話をしてもらいたいという希望があって、このケースに関与したが、彼らはそれをしないように私に納得させ続けている」と語り、質問が公開される結果になったことを批判した。加えて、ジュリアニはミュラーがトランプに解雇された元FBIディレクターのジェイムス.コミにもっと好意的であり、ロシア関連捜査には偏見があると批判し、ミュラーの質問に応じる必要はないと強調した。また、ジュリアニはトランプが憲法修正第五条を提起しないと確信しているかどうかを聞かれ「どのようにそれに自信を持つことができますか」と答え、むしろトランプの弁護団は第五条の権利を主張する可能性があることを示唆した。
米国憲法修正法第5条は「大陪審の告発または告訴を除いて、資本その他の悪名高い犯罪のために質問に答える必要はない権利の保護について述べている。大陪審への召喚を拒否することはできないが、大陪審の前で質問に答えることを拒絶することは可能であると認識している専門家もいるようである。これまでのところ、トランプの弁護士は全員トランプがミュラーとインタビューすることに警戒し、トランプがその行動に出ることを反対しているが、インタビューに応じた場合、ジュリアニのように「偽証罪」の罠にはまる危険性があることを明白に表明していなかった。これはトランプが同じ話題に対して、翌日には最初の発言が頻繁に180度変わることも含めて、彼の虚偽発言はメディアに頻繁に暴露されているため、偽証罪でトランプが告訴されることを恐れていることは明白である。つまり、トランプの弁護士は彼が正直な人物ではないことを知っているようであり、彼らの態度はトランプが公的に嘘を語ると一般的に知られていることに一貫性がある。
加えて、圧倒的多数のメディアはトランプが常習的な虚偽者であると述べている。トランプを支持する福音主義のグループさえ彼が嘘つきであると知っているが、彼らは気にしないだけである。トランプは、無意識に嘘をつく特殊な才能があり、それは「虚偽の芸術」であると言われている。タイム誌は、2017年にトランプが真実ではないことを1,950回主張したと報告している。2月の「ニューヨーク.タイムスとのインタビューでは75秒ごとに一回は必ず真実ではないことを語った」と述べている。ニューヨーク誌によると、トランプの弁護士はトランプが嘘をつかない事に無能であると見ており、同誌は2月初旬から「ミュラーはトランプを大陪審の前で証言させるため、召喚することを予測し、これは「最高裁が決定する」かもしれない「数カ月にわたる法廷闘争を引き起こす可能性がある」と報道した。ワシントン.ポストはトランプがミュラーと対座した時、その虚偽の才能を大いに発揮すると推測している。ジュリアニが懸念を表明した通り、トランプの弁護士たちは、ミュラーがトランプを偽証罪で告訴する可能性があることを恐れているため、インタビューを避ける努力をしているようである。しかし、ジュリアニはトランプが特別捜査官にも嘘をつくことを公的に認めるような発言をしたため、大統領を保護していることにはならない。いずれにしても、50,000人以上の精神科医は一年前から、トランプの頻繁な虚偽癖は彼に精神健康上の問題があるからであると指摘している。