The Crisis of the Republican Party:New York Times 2019年10月18日
主要メディアの編集委員会が特別記事を投稿する時、事態はかなり深刻であることを意味し、それは通常、オピニオンやオプエドと同一視されていない。18日に公開されたニューヨーク.タイムスの記事は、G.O.P.(Grand Old Party: 伝統的な共和党のニックネーム)がドナルド.トランプの大統領職の任期をこれ以上引き延ばすことはできない党の危機に直面していると説明している。トランプ大統領の代行補佐官を務めるミック.ムルヴァニーが17日午後からの記者会見で、ウクライナ大統領との電話会話でQuid Pro Quoがあったことを認め、同日に2020年のG7の開催場所はトランプが保持するフロリダのゴルフ.クラブに決定したと公表し、上院多数派リーダーのミッチ.マコーネルがシリアからの米軍撤退決定は「深刻な戦略的ミス」であるとのオプエドでトランプを批判した。これらの状況下で、トランプの大統領職をこれ以上引き延ばすことはできないと判断している共和党議員らは、もはやトランプを擁護できなくなった党の危機に直面していると伝えている。
ニューヨーク.タイムスのthe editorial board(編集委員会)は、この記事の冒頭に1950年夏、メイン州の共和党上院議員マーガレット.チェイス.スミスが、ジョセフ.マッカーシーの反共産主義者の尋問に激怒し、Declaration of Conscience(良心の宣言)と題する声明を発表したエピソードついて述べている。彼女は、その声明で「アメリカ国民は国益より政治的搾取を優先する政党を支持するとは思わない」とし、fear, ignorance, bigotry and smear( 恐怖、無知、偏見、および中傷)に落ち、威厳に欠けた共和党の態度を警告した。上院議員ジョセフ.マッカーシーは、ウェスト.バージニア州ウィーリングの共和党婦人クラブで1950年2月9日にスピーチを行い、国務省では共産主義者が横行し、205人のリストを持っていると述べ、全米にショックを与えた。同時期、彼はトルーマン大統領の外交政策の課題を攻撃し、政府や議会にさえ多数の共産党員が存在すると主張した。彼が作成した反共産主義者リストは大学、国連、軍隊、メディア、ハリウッド、防衛産業にまでおよび、そのリストが増加するにつれて、多数の著名人は彼らの評判とキャリアを失った。当時、The Second Red Scare(第二の赤の恐怖)と呼ばれた劇的な歴史について回想している。
今日の共和党はドナルド.トランプが2016年に党の指名を獲得して以来、again confronting a crisis of conscience( 再び良心の危機に直面している)と述べている。2017年の就任以来、ほとんどの共和党は「彼の政治的影響を恐れ、保守的な課題を喜び、党のリーダーは繰り返し、繰り返し妥協し、彼らの批判を飲み込んできた」が、それは、必ずしも「大統領の行動を公然と支持」していた事を意味しない。「妥協による妥協、ドナルド.トランプは、良識、誠実、責任など共和党がかつて基本的な美徳と見なしていたものをhas hammered away(打ちのめし)、愛国心そのもののより、忠誠心を彼らに要求した。トランプは「政治的利益のため、政治的ライバルであるジョー.バイデン前副大統領を調査し、ロシア人に盗まれた民主党全国委員会の電子メールに関するa long-debunked conspiracy theory(長年暴かれている陰謀論)に関して調査するよう、ウクライナに対して個人的に圧力をかけた」と指摘した。
トランプ大統領の代行補佐官であるミック.ムルヴァニーは17日午後からの記者会見で、トランプとウクライナの大統領との会話にはQuid Pro Quo(好意に対する好意の要求)があったと認めた為、これは爆発的な反響を呼んだ。幾人かの共和党は、大統領の行動を非難し、彼の戦術を拒否する特定の責任を公的に表明し始めている。18日、オハイオ州の元知事ジョン.ケイシックはムルヴァニーのコメントによって、弾劾調査を先に進めるべきであると確信したと述べた。トランプに対する弾劾を最初に求めたミシガン州の米国下院共和党議員ジャスティン.アマッシュは、その後共和党を離脱し、独立系に所属変更した。アイオワ州の上院ベテランの共和党議員チャック.グラスリーは外国に選挙支援を求めることは不適切であると以前に言ったと述べた。まだ多くの共和党議員らに「保護されている」と信じているトランプは、2020年に次のG7サミットの場所として彼自身のゴルフ.リゾートを指名した。その後、何人かの上院共和党議員らは、利益相反の疑惑を表明した。彼がその計画から利益を得ないことを証明する書類の提供を求める議員もいる。トランプは、外国のG7代表者を無料で招待すると述べているが、経費がかかることは必然的である為、ゲストにホテル代を請求しない場合、諸々の経費は国民の税金から支払われるとし、納税者のお金はトランプ組織に入ると分析している批評家もいる。
複数の論争的問題で、共和党はトランプから孤立し始めたと言われている時、「共和党はトランプ主義の計算をずっと長く延期することはできない。ホワイトハウスが調査を妨害しようとする努力があるにもかかわらず、下院民主党による調査は、弾劾の投票につながる可能性が高い」と同紙の編集委員会は予測している。最終的な結果は上院の共和党次第であるが、彼らは「トランプの最も反民主的な行動さえ受け入れ、自分自身と彼らの党に完全にcommit(傾倒する)か、または、自分自身を彼から引き離し、restoring confidence in the rule of law(法の支配に対する確信を回復する)ための第一歩を踏み出すか」どうかの決定に直面していると述べている。これまでのところ、①トランプは大統領表彰台を使って会社の経済的利益を維持し、② それを促進することで国益に反して行動してきた。特別顧問ロバート.ミュラーおよび議会による彼の行為に対する正当な調査を妨害し、③ 言論の自由を攻撃し、④ 白人ナショナリストに励ましを与え、⑤ 移民のための事実上の宗教的テストを確立し、⑥ 外国との同盟関係を傷つけ、アメリカのライバルを勇気づけた。⑦ 憲法に対する義務を果たすことを誓約した部下に個人的な忠誠心を要求し、⑧ 彼の個人弁護士ルディ.ジュリアニを世界中に派遣し、トランプの個人的な利益をその指針として、影の外交政策と表現できる最も寛大なことを実施した」と指摘した。つまり、最近論争的になっているこれら3つの課題の他にも、共和党がトランプを引き離す事を遂に決意することが可能な蓄積された多数の理由があると伝えている。
サウス.キャロライナの米国上院共和党議員リンジィ.グレイアムのようなベテラン議員を含む幾人かの共和党は、トランプに友好的に接近することで、彼を説得することが可能であると考えていた。しかし、トランプをあらゆる結果から保護することは「 憲法を保護し、擁護することを誓った」その彼らの「神聖な行為に違反する」と幾人かの共和党議員らは気付き始めている。ミット.ロムニーを含む上院共和党の幾人かは、既に懸念を表明した。17日ムルヴァニーのコメントが注目を集めた直後、アラスカの米国上院議員リサ.マーカウスキーは記者会見で、トランプに対して「我々が政治的イニシアチブに充当していた外国援助を保留しないでください。それだけです」と語り「絶対に懸念」していると表明した。マコーネルは18日、ワシントン.ポストでのオプエドで、3つの教訓について語り、その最初に「脅威は現実のものであり、遠ざけることはできない。これらの狂信者はアメリカの利益とアメリカの生活を脅かしているとし、 ISISに再編成と天国を達成するチャンスを与えた場合、彼らは「私たちの海岸に恐怖をもたらす」と述べた。マコーネルは、シリア北部から米軍を撤退させたトランプの政策はa grave strategic mistake(重大な戦略的ミス)であると呼び、「私たちは感情ではなく、国益に導かれ続けなければなりません」と書いている。