ドナルド.トランプは11月4日の東部時間午前二時過ぎ、開票が開始された数時間後、彼が接戦州で大幅にリードしていた最中に選挙は不正がある為、裁判所に行くと言った。これは非常に不自然な瞬間であった。その後、彼と彼のキャンペーンが提起した訴訟は、ほとんど裁判官によって却下されている。最近、トランプのキャンペーンは、彼らが提起した最も重要なペンシルベニア州フィラデルフィアでの告訴を引き下げ、修正した新たな訴訟を提起した。更に、彼らは、民主党有権者が圧倒的に多いフィラデルフィアに設置されたドロップ.ボックスに人々が郵便投票を投げ込む瞬間を撮影した複数の写真を市の当局に送ったが、これは潜在的に違法活動である可能性がある。
16日のAPによると、トランプのキャンペーンは、ペンシルベニア州での選挙結果の承認停止を求める主な訴訟を撤回した。この裁判の公聴会の前に、トランプ.キャンペーンは682,479票(アレゲニー郡とフィラデアルフィア郡の郵便投票数)について、彼らの選挙の代表者が開票を監視できない状態で集計された為、破棄するよう要請した。また選挙結果の認証をブロックする訴訟を取り下げた。しかし、彼らは、15日に修正した訴訟を提起した。その訴状は、ペンシルベニア州では民主党の有権者は共和党の有権者より好意的に扱われたと主張し、引き続き、同州でのバイデンの勝利を逆転する目的を維持している。260万以上の郵便投票が群によって受理されたと報告されている中で、州または郡の選挙当局、または詐欺を調査している検察官は、集計に問題があったとの報告を受けていない。トランプと彼の支持者の「重要なテーマ」は、彼らの代表者がフィラデルフィアでの郵便投票の集計を監視することを許可されていなかったとの主張である。しかし、共和党弁護士は、別の連邦裁判の手続きで、フィラデルフィアで処理されている投票用紙を監視している認定観察者が立ち会ったことを認めている。トム.ウルフ知事の政権は、プロセス全体を通して、全ての党に投票監視員が存在すると述べており「そうでなければ、どのようなほのめかしも嘘である」と明言した。
トランプのキャンペーンは、フィラデルフィアでの修正版の訴訟で、民主党が運営する一部の郡は、郵便投票にミスがあった場合、郵送投票を修正する機会を有権者に与えていると主張している。それらのミスは外側の封筒に有権者の署名がないことや、同封されている厚紙の安全ケースに投票用紙が挿入されていないことが含まれる。民主党有権者が多数派の郡では、彼らのそのような欠陥の修正は許可されたが、共和党の郡は許可しなかったと述べ、民主党の有権者は共和党の有権者よりも「好意的に扱われた」と主張している。トランプ.キャンペーンの訴状は、選挙日の前にそのような欠陥のある郵送投票用紙を特定し、民主党が圧倒的に多い群は法律に違反した。一方、共和党の有権者が多い郡は法律に従い、そのプロセスの漏れや欠陥に関する通知と修正の機会を与えず、多くの権利を略奪したと主張している。
APによると、民主党全国委員会を代表する弁護士のクリフ.レバインは投票用紙を修正する機会が与えられた有権者の数は不明であり、違法なものは何もないと述べた。しかし、レバインは、それは最小限であり、バイデンとトランプを分ける票差が(約70,000)もっと少ない事は確かであるとし、「数字は2人の候補者の間のマージンにさえ近いものではありません。彼らは本当に訂正をすることを(投票者に)許可しなかった郡を訴えるべきです。目標はすべての投票が重要であることを確認することです」と述べた。いずれにせよ、州法には、有権者の技術的欠陥を含む投票用紙の修正を郡が支援することを禁止する規定はない。レバインは、訴訟には誰かが違法に投票したという申し立ては含まれていないと述べた。ペンシルベニア州の最高選挙責任者である民主党の州務長官キャシー.ブックバーは15日、裁判官にこの訴訟を却下するよう求めた。同州の弁護士は、州裁判所がこの主題の適切な管轄権であり、訴訟には「如何なる法理論にも尤もらしい主張」が含まれていないと述べている。
加えて、トランプ.キャンペーンは、有権者を監視していたことを10月22日最初にニューヨーク.タイムスが報告した。その報告に関する11月7日の更新によると、ペンシルベニア州の司法長官はトランプのキャンペーンがフィラデルフィアで投票用紙をドロップ.ボックスに投下する有権者をビデオで撮影しており、キャンペーンの行動は「認可された投票所での調査の範囲外であり、違法な有権者の脅迫につながる可能性がある」と述べた。彼らは10月16日に2〜3の投票用紙をドロップ.ボックスに入れた人々を監視したと述べた。トランプ.キャンペーンを代表する弁護士からの手紙を入手した同紙によると、キャンペーンが「ペンシルベニア州の選挙法に露骨に違反した」と主張しており、10月14日にフィラデルフィアの市庁舎の前で複数の投票用紙を投下した3人の写真を添付した正式な苦情を市当局に提起した。彼らは、そのドロップ.ボックスを使用した全ての有権者の名前を要求した。市の弁護士は、トランプ.キャンペーンの苦情を地元の地方検事に転送したが、正式な紹介は行わず、市当局は有権者が必然的に不適切な行動を取ったとの主張に疑問を投げかけ、誰がドロップ.ボックスを使用したか、そのような追跡はしていないとして、その要求を拒否した。市の選挙管理委員会の顧問であるベンジャミン.フィールドはトランプ.キャンペーンの弁護士に手紙を書き「貴方が提供した情報に基づき、貴方の結論に同意することはできません」と述べ、同州の法律は、身体障害者を含めて、援助を必要とする有権者を代表した人々が、複数の投票用紙をドロップ.ボックスに投下することは合法的であると説明した。トランプのキャンペーン関係者は今月初め、ドロップ.ボックスをビデオ撮影するが、多数の投票用紙を投下している人々のみに関心があり、投票用紙2〜3を投下する人々には関心がないと語った。しかし「その主張は誤りだったようです」と同紙は述べている。
11月3日にも報告した通り、トランプ.キャンペーンの選挙ディレクターであるマイク.ローマンは、フィラデルフィアのコンベンション.センター内に設置された投票集計ルームの写真をツイートし、かなり遠方から撮影されたように見えるその写真を投稿した。その投稿メッセージには撮影された日付や時間帯を含む詳細を省略し、彼らの投票監視人は立ち入りを許可されていないと主張した。フィラデルフィアの市のドロップ.ボックスに投票用紙を投下する有権者を無断で撮影した行動が最初10月22日に報告されたことから判断すると、最初から計画された行為であることを示唆した。15日にトランプ.キャンペーンはフィラデルフィアでの集計監視に関する訴訟と選挙結果の認可を阻止するための訴訟を取り下げたと16日に報告されている。トランプは選挙の一年前から、彼が敗北した場合、選挙に不正があるからだと宣言しており、有権者が不正を行っているようなイメージ作りに努力しており、実際に不誠実な行動が見られるのはトランプ.キャンーペンの内側から来ていることを示唆している。次から次に公開された世論調査は一貫して、ペンシルベニアを含む接戦州でバイデンが常にリードしていた為、彼らは選挙に勝利できないことを認識し、潜在的に不法な行動を取っていたのかとの疑問を投げかけている。
要するに、ペンシルバニア州はトランプにとって勝利に必須であったが、この州でもジョー.バーデンが勝利した為、トランプのキャンペーンは可能な限り多数の様々な理由を並べ、法的に挑戦している。ペンシルベニアで4日に提起された訴訟は、郵便投票の集計に対する、監視者が許可されなかったと言う虚偽の主張、及び、選挙結果の認証を停止するよう求めたものであるが、彼らはこれらを撤回した。しかし、15日に修正された訴訟では、欠陥郵便投票の修正の許可状況が共和党にとって不公平であると苦情を述べている。彼らの訴訟は、最終的にフィラデルフィアを含む二つの郡の682,479票の全てを無効にしようとする試みである。トランプが今月4日早朝に、「裁判所に行く」と言った同日に提起された他の州での多数の起訴状は裁判官によって次から次に却下されたと伝えられている。彼らの起訴状は、感情的、空想的、証拠がないと言う理由で、判例としては「メリットがない」と裁判官は述べていると伝えられている。バイデンがペンシルベニア州20の選挙人数を失ったとしても、アリゾナとジョージアを含めて勝利に必要な270の選挙人数を獲得している為、彼らの訴訟活動は、単に投票の透明性を追求しているようには見えない。多くの共和党専門家は、選挙結果を覆すことができないと宣言している通り、彼らが法的挑戦に苦戦していることはほぼ確実である。選挙結果に対する訴訟は、共和党個人、郡または州レベル、及び全国レベルでほとんど共和党が提起しており、少なくとも、現在合計20件はあると言われているが、何一つ、成功したケースは報告されていない。