最高潮に達した投票権法を巡る上院議会での紛争

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The House Passes a Major Voting Rights Bill—and Creates a Helluva Battle in  the Senate – Mother Jones

By Mother Jones

上院議会は数週間以内に、民主党中道派のジョー.マンチンによる提案が追加された選挙制度改革法案に投票する予定であるが、今日その前提として、モーションと呼ばれるプロセスのために東部時間午後7時前に行われた投票で、共和党はそのプロセスさえ完全に阻止した。マンチンはそのモーションの投票に賛成票を投じる事に同意していたが、投票結果は、完全な党派ラインに分裂した。上院議会では投票権法を巡る両党間の紛争は前代未聞のレベルに達している。上院議会のモーションとは何か?今日の投票結果は何を意味しているだろうか?共和党が投票権法に反対する真の理由は何か?

モーションとは特定の状況下で、法案に投票する前にその法案に関する討論を行うかどうかを決定することである。一般的に、そのようなモーションのプロセスは、多数派のリーダーによって提起され、両党で分裂しているような法案を上院議会のフロアーに持ち込んで、投票するを考慮する為である。今回、本格的な選挙制度改革法案についての論争がその特定の状況ということになる。投票権ほど党派的に分裂している議題は他にはないと言えるほど、上院議会では激しい紛争がある。民主党は、投票権の拡大を目指し、全ての有資格者が投票を可能にすることを目指すが、共和党はその正反対の路線に立っている。2回目の投票として、下院議会で、今年3月3日に再度通過したH.R.1選挙権法は、最近の投票で通過しなかった為、マンチンによって改正法案が推進されたという別の特定の状況がある。しかし、東部時間7時5分頃判明した投票結果は、50対50の投票であり、60票に必要な10票が不足した。上院共和党議員は全員、民主党の選挙権法の取り組みに論議さえ行わない決定をしたことを意味する。彼らは、連邦投票権は民主党に有利である事と、投票に関しては、有権者に近い各州が管理するべきであるとの二つの反対理由を挙げている。しかし、投票権法にはキャンペーンの公的資金調達や政治献金者に対する改正などが含まれているため、「お金の流れを追え」との黄金の知恵の側面から分析すると、まさに、共和党は直接影響を受けるからである。選挙権利を維持することは全ての有権者を保護することになり、民主党議員に有利であるという口実は真実を隠す言い訳である。

選挙制度改革法案は16日に公開されたマンチンの妥協案であり、多数の改正や追加が含まれており、その主な新たな妥協案には ⑴ 選挙日を休日にする。⑵ 党派的なジェリーマンダリングを禁止し、コンピューターでのモデルを利用する。⑶ 連邦選挙に少なくとも15日間の期日前投票を義務付ける。⑷ 有権者IDには光熱費などの請求書を含めて、他複数の選択肢を利用可能にするなどが新たに追加されている。これらの改正案に対するモーションと呼ばれる論議を行うかどうかを決める投票について、共和党リーダーのミッチ.マコーネルは民主的に論争を行うことを可能にする事さえ反対している。

22日の今日、上院多数派の民主党リーダー、チャック.シューマーは、議会でのフロアーでマンチンはモーションに賛成票を投じるとの合意に達したと発表した。マンチンは上院議会の外側の通路で、記者団に賛成票に投じると述べていたが、失敗に終わると予測されていた通りの結果になった。副大統領カマラ.ハリスは今夜行われた投票を見る為、上院議会の大統領席に着席していた。彼女の一票は、単純過半数で可決する議題に関する投票の場合に機能する。お驚くことに、共和党穏健派のスーザン.コリンズやミット.ロムニーなども論議することに反対した。シューマーは、投票前のスピーチで「歴史上最も不誠実な大統領に、民主主義を内側から毒殺し続けることを許すのですか?それとも神聖な選挙権を擁護するために立ち上がるのですか?」と述べた。また、論議を行うことは、民主党が投票権法の重要性を国民に伝える機会になるため、その利点を強調していた。一方、同じく投票前のスピーチで、マコーネルはFor the People Act(人民法)として知られる民主党の法案は、彼らを「永久に有利にする」ための完全に「党派の計画」であるとし、選挙への信頼を損なうための調理法」であると述べた。マコーネルはフィリバスターを強調し、60票を必要とする上院の規定は変えることができないとを再度強調した。

民主党が連邦レベルでの投票権法の可決を強く推進している最大の要因は、既に15以上の州が、独自の投票制限法を可決している為、それらの法案を連邦的に抑制する為である。連邦法律は州法を勝るという概念があるためである。共和党の妨害が強くなればなるほど、民主党の投票権利を確保するという意思も強くなり、その動きは最高潮に達している。その一つは、彼らが上院規定のフィリバスターの除去を考慮していることも共和党を刺激しているようである。加えて、ジョー.バイデン大統領は、投票権に関する進歩に向けた道を探すよう個人的にマンチンを激励したと21日に報告された。また22日、バイデンは「今日、上院議員シューマーと私は、For the People Actを自分の机に置くことに関する最新の電話会談を行いました。民主党議員は団結し、投票権を保護し、選挙の完全性を確保し、民主主義を修復および強化するために、この画期的な法律を可決することを約束します」とツイートした。

米国の民主主義をブロックする動きは、言うまでもなく、共和党議員らを率いる上院少数派リーダーのマコーネルによって先導されている。その理由は民主的な投票権が優勢になった場合、共和党は全ての側面で彼らが支配権を失う可能性が高くなるからである。従って、大多数の共和党議員らがマコーネルの方針に従って、動いているようである。20日午前中にCNNのホストであるダナ.バッシュとのインタビューで、バーモント州の民主社会主義者のバーニー.サンダースは、下院で通過したFor the People Act法案を支持すると述べ、マンチンの妥協案に同意するかどうかの質問については、直接答えなかったが、非常に深刻な課題に直面していると述べた。サンダースは共和党の政治的優位性の背後にあるダーク.マネーや党派的なジェリーマンダリングに戦う必要があると述べた。

現在、共和党は再び、民主主義を擁護することよりも彼ら自身の政治的優位性を優先している。一方、民主党は全ての有権者が投票を可能することを目指している。有権者が投票権利を確実に保持しない場合、金持ちが政治家を買うことでワシントンを支配しようとしている腐敗体制を変えることはできないからである。また、有権者の権利が弱体化された場合、党派の利益のみを追求するための不当なジェリーマンダリングを終えることは困難になり、それは結果的に民主主義の崩壊につながるからである。実際にドナルド.トランプ前大統領がホワイトハウスを占領していた時、人種平等、公正な選挙の統合性、貧困格差の縮小、銃器による暴力の減少など、全て、超党派の有権者が支持した数百の法案が上院共和党のリーダーによって抹殺されたという現状がある。選挙権法可決の戦いが前代未聞のピークに達している根本的原因は、4年間のトランプ大統領の言動を見ていた有権者が、2020年の大統領選で、別の党の候補者を選択したという原因、共和党はホワイトハウス、上院、下院でも勝利できず、全ての機関で敗北した理由を冷静に見ようとしなかった。また、証拠が提示されていない選挙詐欺の虚偽の主張を来年の中間選挙の戦略として利用することを選択した州議会共和党の動きに動揺し、上院の共和党も投票を制限することを選択したことを示唆している。民主党の選挙制度改革法案が可決しない場合、腐敗を防ぐ為に、透明性のあるキャンペーンの公的資金調達や政治献金者に対する改正など、民主的な改正や改善を行うことは不可能になることを意味する。共和党は、劇的な反民主主義の道のりに向かっている為、民主党はその情勢に対抗するための動機を更に強化している。現在、投票権法を巡る上院議会での紛争は最高潮に達している。今日、マンチンの提案が含まれている改正案の論議を行うかどうかの投票には成功しなかったが、民主党は、投票権の戦いは、今始まったばかりであると述べている。

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