プーチンに対する戦争犯罪の裁判の要求は大幅に拡大

By Novinite.com

ロシア軍は、ウクライナの首都キエフ付近から大部分の軍隊を東側に移動させた後、キエフ北西の郊外にある町ブチャで、市民の殺戮を繰り返し、幾つかの通路に死体が散在しているビデオの描写が世界にショックを与えている。ジョー・バイデン大統領は今日、再度ロシアの指導者が残忍な戦争犯罪者であると述べ、国際刑事裁判を行うための証拠を集める必要があると述べた。この状況は多数のメディアが報道した。世界の指導者は、ロシアの大統領ウラジミール・プーチンに対する戦争犯罪への調査を声高々に要求し、その波動は驚異的に拡大した。

今日、ワシントン・ポスト、ロイター、ガーディアン、CNN、ABC、BBC、CNBC、タイム誌、ブルンバーグ、アルジャジーラを含む多数のメディアは、ウクライナのブチャでの残虐行為は、プーチンが「戦争犯罪者」であることを示していると述べたバイデンが、犯罪調査を促進する可能性があることを示唆したことについて報道している。日曜日(3日)に繰り返し描写されたテレビ画面で見たものは、これまでの中で、最も衝撃的であった。ブチャでの幾つかの区域の道路や建物の外側には、死体が散在しており、一部の場所では、後部に両手を縛られたまま殺害された殺戮のイメージがあったことである。更に、死体が投げ込まれた洞穴の集団墓地の表面には黒のビーニールに入れられた多数の死体と、その周りに、足、腕、手など、死体の一部があちこちの砂中から露出していた場面もある。

この残酷極まるビデオが公開された後に、バイデン大統領は4日東部時間午前11頃、ホワイトハウスでの南芝のヘリコプターの前で、彼は先月プーチン大統領を「戦争犯罪者と呼んだことで批判されたことを覚えているかもしれない」と述べ、真実が重要であるとし「ブチァで起きていることを見たでしょう」と記者団に語り、「彼は戦争犯罪者です。しかし、我々は情報を集める必要があります。この男は残忍であり、ブチャで起こっていることはとんでもないことであり、誰もがそれを見ています」とプーチンに言及した。

ワシントン・ポストが3日に伝えたところによると、ウクライナ当局は、この酷い事態がブチャで発生した直後、国際刑事裁判所(ICC)がブチャにある集団墓地を訪問するよう要請したと述べた。その目的は、専門家が直接ロシアの戦争犯罪の可能性の証拠を集めることを可能にするためである。キエフ市長ビタリ・クリチコは、ウクライナ軍が領土を奪還し、ロシア軍が戦争の初期に占領した町から撤退した後に発見された死体の墓は「大量虐殺としか言いようがない」と述べた後にその要請があった。ウクライナでの民間人に対する暴行容疑の非難は世界中に響き渡り、多くの国が調査と説明責任を要求している。ウクライナのドミトロ・クレーバ外相は、ロシアが「虐殺」を行ったと3日のツイートで非難し、ICCに「これらの戦争犯罪のすべての証拠を収集する」ために現場を訪れ、責任者を起訴するためにそれを使用するよう要求した。同日、ゼレンスキー大統領はCBSニュースの「フェイス・ザ・ネイション」のインタビューで「これは大量虐殺です。私たちはウクライナの市民です。100以上の国籍があります。これは、これらすべての国籍の破壊と根絶についてです。」と語った。

CNNのState of the Union のホストであるダナ・バッシュとの3日のインタビューで、米国務長官アントニー・ブリンケンは「これらの画像を内臓へのパンチとして見ざるを得ません。最も重要なことは、これに無感覚になることができないということです。これを正常化することはできません」と述べた。彼は必要な証拠を確実に入手するための支援があることを示唆した。NATO事務局長のイェンス・ストルテンバーグは同じ番組で、ブチャのシーンに言及し、「ヨーロッパで何十年も見られなかった民間人に対する残虐行為を反映しています。それは恐ろしいことであり、民間人が標的にされて殺されることは絶対に受け入れられません。」と述べた。英国の首相ボリス・ジョンソンは、キエフの郊外にある「イルピンとブチャでの無実の民間人に対するロシアの卑劣な攻撃は、プーチンと彼の軍隊がウクライナで戦争犯罪を犯していることの更なる多くの証拠である」と述べた。また、英国は調査を求め、ICCによる調査を支援すると述べた。英国外相のリズ・トラスは同日、違法で不当なロシアのウクライナ侵攻中、無実の民間人に対する無差別攻撃は戦争犯罪として調査されなければならない。ロシアが皮肉な偽情報を通してこれらの残虐行為への関与を隠蔽することを許さない」と述べた。

一方、ロシアの国防省は、ブチャの幾つかの写真の「信憑性に疑問」を表明した。ロシアの国防省は、ブチャの遺体の映像の一部が「偽物」であると主張し、ウクライナ軍がブチャを砲撃して人々を殺害したと非難した電報メッセージを再投稿した。ウクライナの指導者たちは、激しくそれを否定した。キエフ市長のクリチコは日曜日、ドイツのビルトの報道機関に、プーチンはブチャでロシア人が民間人の手を縛り、銃殺したことを含む「残酷な戦争犯罪」の責任があると語った。ブチャ市長のアナトリー・フェドルクは約270人の住民が2つの集団墓地に埋葬され、推定40人が路上で死んでいると述べ、何人かは拘束され後頭部を撃たれ処刑されたとポスト紙に語った。人権ウォッチは、同日の声明で、「ウクライナのチェルニーヒウ、ハリコフ、キエフ地域の占領地域で民間人に対して、国際法違反を犯したロシア軍の幾つかの事件を記録した」と述べた。この人権団体は、ブチャで3月4日に、ロシア軍が男性を処刑するのを目撃したと報告した教師と話をしたと述べた。

欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、「ロシアが撤退している地域での言いようのない恐怖の報告に愕然としている」と述べ、「独立した調査」を求めた。彼女は「戦争犯罪の加害者は責任を問われるでしょう」と言った。欧州理事会のシャルル・ミシェル議長は、欧州連合は、国際裁判所でロシアに対する告発を追求するための証拠を収集する際にウクライナを支援すると述べた。また、「キエフ解放地域でロシア軍が犯した残虐行為の忘れられないイメージにショックを受けた」と述べた。 アントニオ・グテーレス国連事務総長は、ブチャの画像に「深くショックを受けました。独立した調査は効果的な説明責任につながることが不可欠です。」と述べた。ドイツのアンナレーナ・ベアボック外相は、画像を「耐え難い」と呼び、責任者は責任を問われるべきだと述べた。フランスの大統領エマニュエル・マクロンは、「ロシア当局はこれらの犯罪に答えなければならないでしょう。」と述べた。 ラトビアの外相エドガルス・リンケビッチは、ロシア軍がブチャで「大虐殺」と「戦争犯罪」を犯したと述べ、「新たな制裁と軍事支援の強化に対応しなければならない」と述べた。 リトアニアの外相ガブリエリュス・ランズベルギスは、EU がロシアの石油とガスの購入をやめるべきであるとし、いずれも、ロシアの戦争犯罪の裁判と更なる制裁を主張している西側の方針を支持した。

土曜日にソーシャル・メディアに投稿され、ワシントン・ポストによって検証されたビデオは、住宅地の通りに横たわっている子供1人を含めて、死んでいるように見えた死体は少なくとも9人であることを確認した。現場には実際に多数の記者らが取材しており、特にCNNの著名なジャーナリストの活躍はめざましいものがある。CNNの取材チームは、腕を後部で縛られ、東部を銃殺された死体を実際に現場で目撃しているため、ロシアが道路に散在している死体のビデオについて「偽物」であるとコメントしたが、それはすぐにウクライナ当局によって却下された。バイデンは今回、プーチンが戦争犯罪者として裁かれるべきであるとの主張に全く躊躇した様子を見せなかった。様々な状況は、裁判が現実化するような印象を与えている。ブチャでの事件は、新たに戦争犯罪の調査の要求を高める結果になった。実際に既に多くの国で構成されている調査チームは、戦争犯罪で国際刑事裁判に起訴するために調査を行なっており、ブチャでの事件は、戦争犯罪の調査が転換期を迎えたようにみえる。

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