昼食後なぜ眠くなるのでしょう?

By Healthline

Ask a Doctor: Why do I get sleepy in the afternoon after eating lunch?

2022年 9月26日:Washington Post

これは、まさに私が頻繁に経験している疑問です。この記事の一部はサァケィディアン・リズムと呼ばれる体内時計について言及しています。数十年前には、すでに日本でも使われていたこの英語表現、驚くことに、約20年前のアメリカで、ほとんどの国民が知らないと聞かされたことがあります。私は、標準時間が大幅に異なる国外または米国のような広大な国で、5時間以上異なる地域、例えば、西部と南部間を旅行した場合、睡眠時間が狂ってしまうこともサァケィディアン・リズムが影響しているからだと考えています。専門家は、体内時計についてどのように説明しているのでしょうか?

ネブラスカ州のオマハにあるネブラスカ医科の内科医リディア・カンは「昼食を食べた後、午後になるといつも眠くなります。 なぜこのようなことが繰り返されるのでしょうか? また、それを防ぐためにできることはありますか?」との質問に次のように答えています。

昼食後のだるさは(Feeling sluggish after lunch)よくあることです。 アフタヌーン・ディップ(afternoon dip)とは、午後 2 時から 5 時までのぼんやりした時間(groggy hours)を指し、まぶたが垂れ下がり(eyelids droop)、集中力(concentration)が鈍くなります。健康上の側面では、夜の睡眠不足や、閉塞性睡眠時無呼吸(obstructive sleep apnea)、貧血(anemia)や甲状腺障害(thyroid disorders)などの病状など、さまざまな理由(myriad reasons)が考えられます。 疲れを感じた(feel exhausted)ら、医療提供者(health-care provider)に相談して、すべてが順調であることを確認してください。

しかし、エネルギーの落ち込み(a dip in energy)を感じているだけなら、最も可能性の高い原因(culprit)はサァケィディアン・リズム(circadian rhythm)です。 私たちの生物学的時計(biological clock)または体内時計は、私たちが思っているよりも広く浸透(more pervasive)しています。多くの人は、睡眠と覚醒のサイクル(sleep and wake cycles)だけを関連付けますが、食事や活動のルーティン(our routines for meals and activity)にも関連しています。 ショウジョウバエ、マウス、ヒトを対象とした研究では、皮膚、肝臓、脳などの私たちの組織の細胞の時計を遺伝子が制御(genes control)しており、光への曝露の影響を受ける(affected by light exposure)振動サイクル(oscillating cycle)で機能していることが示されています。

また、幾つかの研究は、私たちの注意力(our alertness)が 1 日の 2 つの時点で最も低くなる傾向があることも示されています。最初の午前 2 時から 7 時頃と2 番目の午後 2 時から 5 時の間です。 私たちのほとんどは、最初のこの時間帯には眠っていますが、その落ち込み(that slump)は交替勤務者(shift workers)に非常に関連(highly relevant)しています。 昼間に仕事をしている人にとって、2 番目のスランプは、退屈な会議の最中や、家に帰る途中などにやってきます。従って、 朝食後よりも昼食後の方が交通事故に遭う可能性が遥かに高く(far more likely to have a car accident)なります。午後の急落(the afternoon dip)の他の原因に関する研究は範囲が限られていますが、なぜそれが起こるのかについてさらに手がかり(further clues)を与えることができます。昼食後は、より多くの血流は消化器系への循環に適応されます。つまり、脳への血液の循環は減少するため、眠りを引き起こす原因になり、ホルモン、分子、神経伝達物質のもつれた網も機能しています。

研究によると、タンパク質が豊富な食事を食べることは、血液中のトリプトファンの割合が高くなることとは関連していません。しかし、トリプトファン(タンパク質の生合成に使用されるα-アミノ酸)とジャガイモ、白パン、白米などのグリセミック指数(それぞれの食品が血糖値をどれだけ上昇させるかによって、炭水化物を含む食品に番号を割り当てるシステム)の高い食品を組み合わせることによって、引き起こされるインスリンの上昇は、トリプトファンの脳への相対的な流入につながり、少し眠くなる可能性があります。

要するに、昼食後の眠気は幾つかの医療的な原因がありますが、一部の簡単明瞭な説明は、昼食後の午後2時以降、脳に送られる血液の循環が一時的に減少するので、だるさを感じるためであるようです。昼食後の血液循環システムは、そのエネルギーが食物の消化に集中するため、昼食に何を食べるのか、どれだけの量であるのかは非常に重要だと思います。つまり、食品の中には、私たちを疲れさせる特定のホルモンを放出するものがあり、それは、食べると疲労感を感じる原因にもなるため、食べる量にも影響があるようです。炭水化物が豊富な食品は、この時間帯にもっと脳に疲れを感じさせるということのようです。私の場合、昼食から60分または90分後の執筆活動中に眠くなる場合が多いので、その間葛藤がありますが、酷く眠い場合、リクライニングの椅子に横たわり、10分程度うとうとするだけで解消します。毎日最低7時間の睡眠を取るよう心がけ、特に睡眠不足であると感じる場合、午後 2 時から 5 時の時間帯の運転や過度な運動などは避ける方が無難であると言えるかもしれません。

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