サントスは連邦刑事犯罪の容疑で起訴に直面

2023年 5月10日 Photo credit : NBC News

複数の犯罪調査に直面していた下院共和党の新人議員ジョージ・サントスは9日に起訴された。連邦刑事犯罪の容疑で、ニューヨーク東部地区の連邦検事に起訴されたサントスは10日にロング・アイランドの中央アイスリップにある裁判所に出廷し、罪状認否のセッションで、予測通り無罪を主張した。彼は、ニューヨークのナッソー郡地方検事、ニューヨーク東部地区の連邦検事事務所、連邦選挙管理委員会(FEC)、およびワシントンD.C.の下院倫理委員会から、それぞれ別の調査に直面していた為、時が来たことが示唆している。

米国下院議員として、ニューヨークのロング・アイランドの地区から選出されたジョージ・サントスは、選挙キャンペーンで経歴、教育、家族歴、その他多数の虚偽を宣伝し、彼は自身の多数の虚偽を認めた。しかし、発生源が不明なキャンペーンの選挙資金、ビジネス上の詐欺行為、ブラジルでの窃盗など、複数の法的問題があるため、辞職するよう求められていた。しかし、サントスは、下院議長ケビン・マッカーシーを支持している貴重な一票として、議会追放の投票に直面することもなく、無事に議会に留まっていた。また、サントスは、以前に履歴書を「装飾」したことを認めたが、犯罪行為を繰り返し否定していた。サントスは、FEC への提出書類に、彼自身の選挙キャンペーンに関連する政治活動委員会に 70 万ドル以上を貸したと述べていたが、実際には財務開示報告書はサントスが 2020 年に55,000 ドル保持していただけである。従って、その資金の出所が不明であったことも報告されていた。選挙資金法違反の可能性によってFECの調査に直面したのは1月初旬である。約四ヶ月が経過した10日、彼は遂に裁判所に出頭する結果になっている。

ニューヨーク東部地区の連邦検事の10日の公開文書によると、ジョージ・サントスは、詐欺、資金洗浄、公的資金の盗難、および虚偽の陳述で起訴された。それらは、⑴ 不正な政治献金勧誘の策略:2022 年 9 月から、議会への選挙運動が成功している間、サントスは有限責任会社 (会社1)を運営し、それを通して、将来の政治的支持者をだまし取ったとされている。⑵ 失業保険詐欺:サントスは2020 年 2 月頃から、フロリダに本拠を置く投資会社 (投資会社 1) の地域ディレクターとして雇用され、約 120,000ドルの年収を稼いでいた。その会社は、証券取引委員会が「古典的なポンジー・スキーム」であると批判した後、2021年に閉鎖を余儀なくされた。ワシントン・ポストの情報によると、サントスは2020 年夏にニューヨーク州労働省を通して、虚偽の失業保険を申請し、次の春まで失業を虚偽で証明し続けたと検察官は述べている。その間に彼が受けた24,000ドル以上の給付金はコロナウイルスのパンデミック中に失業中のアメリカ人を支援するために議会が拡大した社会プログラムの一環として、追加の連邦資金からの失業保険を不正に受けていた。

⑶ 下院議会への虚偽陳述 :起訴状は、サントスがそれぞれ 2 回の議会選挙キャンペーンに関連して、彼の財政状態について下院と国民を誤解させようとした疑いがある。2022 年 9 月、サントスは 2 回目の下院選挙キャンペーンで、収入と資産を誇張したとされる別の下院開示において、幾つかの虚偽の報告をした。それらは、① サントスは唯一の実質的所有者であったフロリダに本拠を置く組織デボルダー・ オーガニゼーション LLC から 75 万ドルの給与を稼いでいた。 ② 彼は、デボルダーから 1,000,001 ドルから 5,000,000 ドルの配当を受け取っていた。③ 彼は 100,001 ドルから 250,000 ドルの預金がある当座預金口座を持っていた。④  彼は1,000,001 ドルから 5,000,000 ドルの預金がある普通預金口座を持っていた。

更に、彼が議会に立候補する前に運営していたと述べていた動物保護慈善団体の財政をどのように処理したか、また、彼が個人的なビジネスと選挙キャンペーンをどのように混合したかについて、サントスに対する疑問が明白になった。ニューヨーク東部地区の連邦検事の事務所は FBI と協力しており、彼らの捜査は多くの不正を発見した。ナッソー郡地方検事局は、サントスが彼の裕福な寄付者 2 人の間で仲介した 1,900 万ドルの豪華ヨットの取引を含む、多くの手がかりを調査した。サントスは現在、議会調査にも直面している。下院倫理委員会は、彼が必要な財務開示フォームに適切に記入しなかった可能性、連邦利益相反法に違反した可能性、選挙期間中にその他の違法行為に関与したかどうかを調査している。また、サントスは2008 年にブラジルでの小切手詐欺で、刑事訴訟に直面している。サントスは、盗んだ小切手帳と偽名を使用して、リオデジャネイロ近くの店で 700 ドル近くを費やした。サントスは 2010 年に窃盗を自供したが、米国に移住した後、法務執行当局が彼の居場所を特定できなかったため、事件は一時停止されたことはすでに報告されている。

サントスは9日、7 件の電信詐欺、3 件の資金洗浄、1 件の公的資金の窃盗、および 2 件の下院議会に対する重大な虚偽の陳述の罪で起訴された。10日の朝、ロング・アイランドの連邦裁判所の裁判官の前に現れた時、サントスは彼に対する政府の訴訟を聞き、その後サントスは13の罪状を全て否定し、無罪を主張した。彼は、裁判に直面するが、6 月 30 日に予定されている次の出廷までの期間、彼の旅行は、ニューヨーク、ワシントン、およびその間の場所に制限され、他の旅行には事前の許可が要求されている。サントスが有罪判決を受けた場合、彼は電信詐欺だけで20年の懲役刑が課せられる可能性がある。彼が複数の訴因で有罪となり、懲役刑を宣告された場合、裁判官はそれらの判決をサントスが同時にまたは連続して服役するかを決定する。

裁判所の外で、多くの記者団に囲まれ、質問を受けたサントスはトランプをエコーし、彼に対する告訴を「魔女狩り」と言い、絶対に辞職はしないと述べ、再選に挑戦すると語っている。下院議会共和党リーダー達は即時にサントスの辞職を求める様子はない。下院議長のケビン・マッカーシーは、様子を見ることを示唆しただけであり、多数派リーダーのスティーブ・スカリースは、サントスが委員会から自発的に辞任したことを指摘しただけである。しかし、マッカーシーは「サントスには多くのことが起こっています。」と述べ、再選に立候補するべきではないとし、彼の再選を支持しないと宣言した。幾人かの共和党議員らは、サントスは非常に深刻な刑事犯罪で告訴されたため、可能な限り彼が早く辞職することを望んでいると述べている。現時点で、彼が投票によって下院議会から追放される可能性は低い。

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